結婚相談所を検討するとき、「会員の年収はどれくらいか」「年収が低くても入会できるか」「プロフィールの数字は証明されているか」が気になることがあります。
IBJの2026年4月時点の公式データでは、男女とも年収400万〜599万円が最も大きい区分です。ただし、年収分布は連盟やサービス、年代、地域によって変わります。全体の割合を、そのまま自分の候補数や成婚可能性へ置き換えることはできません。
この記事では、2026年9月4日に確認した公式情報をもとに、結婚相談所会員の年収分布、収入証明で確認できる範囲、入会条件、相手に希望する年収の考え方を解説します。
- IBJでは男女とも年収400万〜599万円が最大の区分
- 収入証明の提出対象やプロフィール公開条件は相談所ごとに確認する
- 収入証明は一定期間の収入を確認する書類で、資産・負債・今後の収入まで保証しない
- 年収だけで生活の安定性や人柄を判断しない
- 希望年収は世間の基準ではなく、結婚後の家計から考える
結婚相談所会員の年収はどれくらい?
結婚相談所全体に共通する平均年収は公表されていません。連盟や各サービスが公表する分布を、基準日と集計対象に注意して見る必要があります。
IBJの2026年4月時点の男女別年収分布は次のとおりです。
| 年収区分 | 男性会員 | 女性会員 |
|---|---|---|
| 300万円未満 | 2.9% | 3.9% |
| 300万〜399万円 | 8.7% | 13.0% |
| 400万〜599万円 | 36.4% | 47.0% |
| 600万〜799万円 | 27.7% | 24.4% |
| 800万〜999万円 | 11.6% | 6.6% |
| 1,000万円以上 | 12.7% | 5.0% |
男女とも400万〜599万円が最も大きい区分です。男性では600万〜799万円、女性では400万〜599万円が次に大きくなっています。
この割合はIBJ会員全体の構成です。自分の地域や希望年代に絞った人数ではありません。また、年収の高さが人柄、家計管理、結婚生活との相性を示すものでもありません。
TMS・オーネットの公式データとの違い
TMSは男性会員の80%以上が年収400万円以上
TMSは、SCRUMへデータ連携する男性会員について、80%以上が年収400万円以上と公表しています。ただし、IBJのような細かな年収区分ではないため、どちらに希望年収の会員が多いかを直接比較することはできません。
また、TMSの登録会員数には活動中・交際中・休会中の会員が含まれると注記されています。年収条件に合う人が何人いるか知りたい場合は、現在申し込める会員に絞って確認する必要があります。
オーネットは男性の約69%が年収500万円以上
オーネットは2026年1月1日時点の会員プロフィールで、男性の約69%が年収500万円以上と公表しています。この数字は、入会後に活動を開始した会員データから算出されています。
オーネットの会員全体にはオーネット会員とIBJ会員が含まれます。複数サービスを比較するときは、自社会員のみの数字か、連盟・提携先を含む数字かを確認してください。
平均年収だけを比べても候補数は分からない
「結婚相談所の平均年収」という一つの数字だけでは、会員の分布は分かりません。例えば、一部の高所得者によって平均値が上がっていても、自分が希望する年収帯の人数が多いとは限りません。
年代や地域によって一般的な収入水準も異なります。20代と50代、都市部と地方を同じ年収基準で比較すると、候補を必要以上に狭める可能性があります。
平均ではなく、次の順で確認する方が実用的です。
- 希望する年代・地域の活動中会員数を見る
- 希望年収を入れた後の人数を見る
- 年収以外の条件を加えた後の人数を見る
- 自分が相手側の希望にも入るか考える
年収が低くても結婚相談所へ入会できる?
一律の最低年収が法律で定められているわけではありません。入会条件は相談所やプランごとに異なります。年収の下限を設けていないサービスもあれば、定職、安定収入、特定の年収などを条件にするサービスもあります。
オーネットは公式記事で年収の下限を設けていないと説明していますが、男性については定職に就いていることを入会条件として案内しています。これは一つのサービスの条件であり、すべての結婚相談所に共通するものではありません。
年収だけを見て入会を諦める前に、次の点を相談所へ確認してください。
- 自分の年収・就業状況で入会条件を満たすか
- 雇用形態や勤続期間に条件があるか
- 転職直後、休職中、副業収入がある場合の扱い
- 自営業・法人経営者の年収をどの書類で確認するか
- プロフィールへ表示される金額と区分
入会できるかと、希望する相手とお見合いが成立するかは別の問題です。入会条件を満たした後は、プロフィール、希望条件、申込み方、活動量なども関係します。
結婚相談所の年収は証明されている?
収入証明書を求める結婚相談所では、自己申告だけの場合より、プロフィール上の年収を確認しやすくなります。IBJの公式記事では、年収を証明する書類として源泉徴収票や納税証明書を挙げています。
IBJは、男性のみ提出必須の相談所が多く、女性も年収を公開する場合は提出が必要になると説明しています。ツヴァイは公式FAQで、雇用形態を問わず収入証明書の提出が必要と案内しています。
提出対象や公開条件はサービスごとに異なるため、「結婚相談所なら全員の年収が必ず証明済み」とは限りません。無料相談では、閲覧できる年収がどの書類で確認されたものかを質問してください。
収入証明書として使われる主な書類
- 源泉徴収票
- 課税証明書・所得証明書
- 納税証明書
- 確定申告書の控え
- 相談所が認める期間の給与明細
どの書類が認められるか、発行から何か月以内か、毎年更新が必要かは相談所によって異なります。自営業では売上と所得が同じではないため、プロフィールに何の金額が反映されるかも確認しましょう。
収入証明があっても分からないこと
収入証明は重要な確認資料ですが、結婚後の経済状況をすべて保証するものではありません。
- 現在の預貯金や資産
- 住宅ローン、奨学金、カードローンなどの負債
- 家族への仕送りや養育費
- 毎月の支出と貯蓄習慣
- 転職、独立、退職による今後の収入変化
- 病気や介護などによる働き方の変化
- 共働き、家事、育児への考え方
前年の収入を示す書類があっても、現在の勤務状況が同じとは限りません。反対に、転職直後で証明書上の年収が低く見えても、現在の雇用契約では収入が変わっている場合があります。
交際が進んだら、年収の数字だけでなく、家計管理、貯蓄、負債、住居、仕事を続ける希望について、必要な範囲で本人同士が確認することが大切です。
プロフィールの年収はどう見る?
額面と手取りを混同しない
プロフィール上の年収は、一般に税金や社会保険料が差し引かれる前の金額を基準にします。実際に生活へ使える手取り額とは異なります。
年収区分には幅がある
「400万〜599万円」のような区分表示では、同じ区分内でも金額に差があります。区分の上限に近いと決めつけないようにします。
基準となる年を確認する
源泉徴収票や確定申告書は過去の一定期間の収入を示します。転職、昇給、休職、独立があった場合は、現在の状況と一致しない可能性があります。
賞与や変動収入を一定と考えない
賞与、歩合、副業、事業所得などは年によって変わることがあります。将来の家計を考えるときは、直近一年の数字だけでなく変動幅も確認します。
希望年収はいくらに設定すればよい?
相手に希望する年収を、検索で見かけた「普通」「高望み」という言葉だけで決める必要はありません。まず、結婚後の生活に必要な家計から考えます。
- 住む地域を決める:家賃や住宅費、通勤費は地域で変わる
- 働き方を考える:共働きを続けるか、働く時間を調整する可能性があるか
- 将来の支出を挙げる:子ども、住居、介護、転居などを考える
- 自分の収入も含める:相手一人の年収だけで必要額を満たそうとしない
- 必須条件と希望条件を分ける:生活に必要な最低条件と、あれば望ましい条件を区別する
- 候補数を確認する:条件を入れた結果、活動できる人数が残るかを見る
収入を重視すること自体が問題なのではありません。なぜその金額が必要なのかを説明できる状態にし、仕事の継続性、支出、貯蓄、家計への考え方と合わせて判断することが大切です。
年収条件で候補が少なくなったとき
希望年収を入れた後に候補が大きく減った場合も、直ちに希望を捨てる必要はありません。まず条件の役割を確認します。
- 結婚後の生活に不可欠な条件か
- 自分の収入や働き方を含めれば調整できるか
- 額面年収より貯蓄・負債・家計管理を重視した方がよいか
- 地域や年齢など、別の条件を広げられるか
- プロフィール段階で絞らず、会って確認できる内容か
年収条件を維持する場合は、候補数が少ない前提で活動期間や申込上限を考えます。条件を広げる場合も、結婚後の生活に無理が生じない範囲にします。
- 収入証明は誰に提出義務がありますか
- どの書類で年収を確認しますか
- プロフィールの年収は毎年更新されますか
- 転職直後や休職中の年収はどう表示されますか
- 自営業者は売上と所得のどちらを登録しますか
- 希望地域・年代・年収を入れると活動中会員は何人程度ですか
- 休会中や交際中の会員を除いた人数を確認できますか
- 年収条件を一段階変えると候補はどの程度増えますか
- 月の申込上限と紹介人数は何人ですか
年収以外に比較したい項目
希望する年収帯の会員がいると確認できたら、相談所自体の使いやすさも比較します。
- 自分の地域・希望年代にいる活動中会員数
- 月の申込上限と紹介人数
- 検索できる会員と担当者紹介の範囲
- プロフィール作成と写真選びの支援
- 交際中の生活条件や家計について相談できるか
- 初期費用、月会費、お見合い料、成婚料を含む総額
- 休会、中途退会、成婚退会の条件
相談所選びの流れは、結婚相談所選びガイドで確認できます。費用や支援範囲が異なる婚活方法を比べる場合は、婚活サービス一覧も参考にしてください。条件を増やしすぎて相手を選べないときは、婚活の悩みから探すで優先順位を見直せます。
よくある質問
結婚相談所で多い年収はいくらですか?
IBJの2026年4月時点の公式データでは、男女とも400万〜599万円が最も大きい区分です。ただし、連盟、年代、地域で分布は変わります。
年収300万円台でも結婚相談所へ入会できますか?
入会条件は相談所によって異なります。一律の最低年収はなく、年収の下限を設けていないサービスもあります。年収だけで判断せず、就業状況や必要書類を相談所へ確認してください。
年収400万円は結婚相談所では低いですか?
金額だけを高い・低いと判断することはできません。年齢、地域、働き方によって収入水準は異なります。IBJでは400万〜599万円が最大区分ですが、個人のお見合い成立や相性を保証する数字ではありません。
年収500万円以上の会員は多いですか?
オーネットは男性会員の約69%が年収500万円以上と公表しています。IBJは500万円で区切った割合を公表していないため、同じ基準での比較はできません。希望地域・年代を含めた候補数を確認しましょう。
プロフィールの年収に嘘はありませんか?
収入証明書を提出する相談所では、自己申告だけの場合より数字を確認しやすくなります。ただし、提出対象、書類、更新頻度は一律ではありません。閲覧する年収が証明済みかを相談所へ確認してください。
女性も年収証明が必要ですか?
相談所によって異なります。IBJの公式記事では、女性が年収を公開する場合に提出を求める例が説明されています。ツヴァイは雇用形態を問わず収入証明書の提出が必要と案内しています。契約予定のサービスの規定を確認してください。
自営業の年収は何を基準にしますか?
確定申告書、納税証明書、課税証明書などが使われますが、売上と所得のどちらをプロフィールへ反映するかは相談所へ確認が必要です。会社員の額面給与と事業売上をそのまま比較しないようにします。
年収が高ければ成婚しやすいですか?
年収だけから個人の成婚可能性は判断できません。希望条件に入るきっかけにはなり得ますが、相互の希望、お見合い、会話、生活設計、交際中の判断なども関係します。
まとめ|年収は証明範囲と結婚後の家計をセットで見る
IBJの2026年4月データでは、男女とも年収400万〜599万円が最も大きい区分です。TMSやオーネットも会員の収入データを公表していますが、区分や集計対象が異なるため、単純な順位付けには向きません。
収入証明書が提出されていても、資産、負債、支出、今後の収入まで保証されるわけではありません。プロフィールの数字は入口として確認し、交際が進んだ段階で家計管理や働き方について話し合う必要があります。
希望年収は世間の「普通」から決めるのではなく、住む地域、自分の働き方、将来の支出を踏まえて考えましょう。無料相談では、希望年収を入れた後の活動中会員数と、収入証明の対象・更新方法を確認してください。
この記事で参照した公式情報
- IBJ「数字でIBJチェック!」
- IBJ「結婚相談所の入会審査とは?」
- TMS「数字でみるTMS」
- オーネット「会員プロフィール」
- オーネット「結婚相談所で活動する会員の年収」
- ツヴァイ「よくあるご質問」
数値、提出書類、入会条件は2026年9月4日に確認しました。条件は変更されることがあるため、入会前に各社の公式情報と契約書面を確認してください。

