広告・PRを含みます
結婚相談所の料金を調べると、「数万円で始められる」という案内もあれば、「成婚までに50万円以上かかる」という説明もあります。金額に大きな幅があるのは、初期費用、月会費、お見合い料、成婚料、追加サービスの組み合わせが相談所ごとに違うためです。
料金を比べるときは、入会時の支払額や月会費だけでは判断できません。自分が活動する期間を決め、利用する可能性がある支援と成婚料まで含めた総額を計算する必要があります。
この記事では、結婚相談所で発生する費用の内訳、6か月・1年の計算方法、料金が高くなる理由、低価格プランが合理的なケース、成婚料なしの注意点まで解説します。
※掲載している個別サービスの料金は、2026年9月3日時点で各社公式サイトを確認したものです。料金、プラン、キャンペーン、サービス内容は変更される場合があります。契約前に必ず公式料金表と契約書を確認してください。
- 初期費用、月会費、お見合い料、成婚料、追加料金を分ける
- 6か月と1年の両方で総額を計算する
- 成婚退会した場合と、途中で退会した場合を分ける
- 料金へ含まれる申込み数、紹介、面談、交際支援を確認する
- 高いか安いかより、自分が使う支援に費用を払う
結婚相談所の料金相場は一つに決められない
結婚相談所には、オンラインで自分から検索する比重が高いサービス、店舗と検索を併用するサービス、担当者による紹介や交際支援を重視するサービスがあります。料金に含まれる支援が違うため、業界全体を一つの平均額で表すと実態とずれることがあります。
相場を考える一つの参考として、IBJは、2022年1月1日から2025年5月31日までにIBJの紹介サービスを利用して入会し、成婚退会した人の総額について、30万〜50万円をボリュームゾーンと公表しています。初期費用・月会費・成婚料を含む集計で、40万〜49万円が最も多いとされています。
ただし、これはIBJの対象サービスで成婚退会した人のデータです。成婚料がないオンライン型、別の会員基盤を使う相談所、成婚せずに退会した人を含む業界全体の平均ではありません。IBJが公表する料金データは、対象範囲を確認したうえで参考にしてください。
結婚相談所でかかる費用の内訳
結婚相談所へ支払う費用は、次の式で考えると整理しやすくなります。
初期費用+月会費×活動月数+お見合い料×回数+追加サービス+成婚料
成婚料は、契約上の「成婚」に該当した場合だけ加えます。休会費、更新料、違約金などがある場合は別に確認します。
初期費用
入会時に支払う費用です。「入会金」「登録料」「初期活動費」「活動サポート費」など、相談所によって名称が異なります。
初期費用に含まれる可能性がある内容は、プロフィール登録、活動計画の作成、プロフィール文の作成・添削、システム登録、初回面談などです。プロフィール写真代や必要書類の取得費用が別になることもあります。
金額だけを見るのではなく、何の対価か、退会時に返金対象となる部分があるかを確認してください。
月会費
在籍中に毎月支払う費用です。会員検索システム、紹介、担当者への相談、定期面談などが含まれる場合があります。
月会費が同じでも、申込み可能数、紹介人数、面談回数は同じとは限りません。活動開始月・退会月の日割り、支払日、休会中の料金も確認します。
お見合い料
お見合いが成立または実施されるたびに発生する費用です。無料の相談所もあり、有料の場合は発生時点やキャンセル時の扱いが異なります。
積極的に会いたい人は、1回の料金より想定回数を掛けた総額で考えます。お見合い料が無料でも、月の申込み数や成立数に上限がある場合があります。
成婚料
相談所の規約上の「成婚」に達したときに支払う費用です。婚姻届を提出した時点とは限らず、プロポーズへの合意、婚約、結婚の意思を確認して退会する段階など、定義は相談所ごとに異なります。
金額だけでなく、発生条件、支払時期、相談所外で出会った相手との結婚、二人で退会した場合の扱いまで契約書で確認します。
追加料金・活動外の支出
基本料金以外に、次の費用が発生する可能性があります。
- プロフィール写真の撮影、ヘアメイク、服装
- 申込み可能数の追加、プロフィールの優先表示
- 追加紹介、追加面談、セミナー
- お見合い時の飲食、交通費
- イベントやパーティーへの参加
- 休会、更新、プラン変更
- 中途解約時の精算
すべてを利用する必要はありません。基本料金だけでどこまで活動できるかと、自分が使う可能性が高い項目を分けてください。
公式料金から見る6か月・1年の総額例
次の表は、料金構造が異なる三つのサービスについて、公式料金を単純計算した例です。業界平均や成婚までに必ずかかる額ではありません。
| サービス・プラン | 入会時費用 | 月会費 | 成婚料 | 6か月 | 1年 |
|---|---|---|---|---|---|
| エン婚活エージェント | 33,000円 | 16,500円 | 0円 | 132,000円 | 231,000円 |
| ツヴァイ ご紹介プラン | 118,800円 | 15,950円 | 0円 | 214,500円 | 310,200円 |
| IBJメンバーズ 基本料金 | 252,450円 | 17,050円 | 220,000円 | 574,750円 | 677,050円 |
※すべて税込。2026年9月3日時点の公式料金を使用。6か月・1年の金額は「入会時費用+月会費×月数+成婚料」で計算しています。エン婚活エージェントとツヴァイのご紹介プランは成婚料0円。IBJメンバーズは各期間の終わりに成婚退会した想定です。割引、キャンペーン、写真、交通費、飲食、お見合い、オプションなどは含みません。ツヴァイはIBJプランや出会う会員基盤によって料金条件が異なります。
同じ活動期間でも、料金構造によって総額には大きな差が出ます。差額だけを見るのではなく、申込み数、紹介、プロフィール支援、面談、交際中の相談、成婚の定義を併せて比較してください。
6か月と1年の費用を自分で計算する方法
成婚しなかった場合
初期費用、月会費、想定するお見合い料、利用する追加サービスを合計します。
例えば、初期費用55,000円、月会費15,000円、お見合い料5,000円で、6か月間に10回のお見合いをすると仮定した場合、総額は195,000円です。
55,000円+15,000円×6か月+5,000円×10回=195,000円
成婚退会した場合
上記に成婚料を加えます。成婚料200,000円なら、同じ条件で395,000円です。
195,000円+200,000円=395,000円
1年活動した場合
月会費とお見合い回数を1年分に置き換えます。入会から何か月で成婚できるかは事前に確定できないため、6か月だけでなく1年継続できる予算も確認してください。
休会する可能性がある場合は、休会中の月額と休会できる期間も計算に入れます。
結婚相談所の料金が高くなる理由
結婚相談所の費用には、会員システムだけでなく、人による業務や運営費が含まれる場合があります。
- 本人確認や各種証明書の確認
- プロフィール作成と写真準備の支援
- 担当者による候補紹介
- お見合いの日程・場所の調整
- お見合い後の意思確認
- 仮交際・真剣交際中の相談
- 相手側相談所との連絡
- 店舗、システム、個人情報管理の運営
ただし、料金が高いことだけで、担当者の力量、相性、候補人数、結婚という結果が保証されるわけではありません。反対に、低価格でも自分で検索や予定管理ができ、必要な相談を受けられるなら十分な場合があります。
費用の理由を「手厚いサポート」という言葉で済ませず、誰が、いつ、何をしてくれるかを確認します。
安い結婚相談所が合理的なケース
次のような人は、検索中心やオンライン中心の低価格サービスでも活動しやすい可能性があります。
- 希望条件を自分で整理できる
- 候補を検索し、継続して申し込める
- 返信と日程を自分で管理できる
- お見合いや交際を振り返り、次の行動を決められる
- 困ったときだけ相談できればよい
- 店舗での対面相談を必要としていない
使わない対面面談や紹介へ費用を払わず、必要な機能に絞ることは合理的です。
一方、申込みが止まりやすい、相手を選べない、交際中の判断を一人で抱え込みやすい人は、低価格プランへ追加面談や支援を足すと、結果的に総額が増えることがあります。最初から必要な支援を含むプランと比較してください。
成婚料あり・なしはどちらがよい?
成婚料ありの確認点
成婚した場合に大きな支払いが発生するため、成婚の定義と発生条件を確認します。成婚料があるだけで、婚約まで手厚く支援されるとは限りません。
成婚時の資金を別に確保できるか、結婚準備や新生活の費用と重なっても無理がないかも考えます。
成婚料なしの確認点
成婚時の支払いを抑えやすく、総額を予測しやすい点が利点です。ただし、初期費用や月会費、追加サービスに費用が配分されていることがあります。
成婚料がないことを理由に選ぶ場合も、交際中にどこまで相談できるか、どの段階でサービスが終了するかを確認してください。
成婚料の有無だけで優劣は決まりません。自分で進められる範囲、必要な支援、活動期間を含む総額で判断します。
見落としやすい追加料金
申込みと紹介の追加
基本プランの申込み数が少なく、追加購入を繰り返すと月会費以外の負担が増えます。紹介と申込みの違い、繰越の有無も確認します。
面談とプロフィール支援
定期面談、プロフィール添削、写真撮影同行、服装相談がオプションになる場合があります。初期費用に含まれる回数と、再撮影・再添削の料金を確認してください。
休会・更新・退会
休会中も費用がかかる、休会できる期間が限られる、更新時に料金が発生する場合があります。退会の申出期限によって翌月会費が発生することもあります。
転勤、繁忙期、体調、家族の事情で活動を止める可能性がある人ほど、入会前に確認しておきたい項目です。
料金を無駄にしにくい相談所の選び方
利用期間ではなく活動量も見る
月会費が安くても、毎月ほとんど申し込まなければ費用を生かせません。反対に申込み数が多いプランでも、予定を管理できる範囲を超えていれば使い切れません。
月に何件申し込み、何件のお見合いを管理できるかを考えます。
自分が止まりやすい段階へ費用をかける
プロフィール作成で止まるなら添削、相手選びで迷うなら紹介、交際判断で悩むなら面談が役立ちます。必要な支援が基本料金に含まれるかを確認してください。
同じ条件で2〜3社を計算する
各社について、6か月・1年、成婚した場合・しなかった場合の四つを計算します。月会費だけで並べるより、実際の差が分かります。
相談所の選び方全体は、結婚相談所の選び方ガイドも参考にしてください。
候補が2〜3社まで絞れたら、各社の無料相談で同じ条件を伝え、6か月・12か月の見積もりと、料金に含まれる申込み数・紹介・面談・交際支援をそろえて確認すると比較しやすくなります。相談時に聞く項目は、結婚相談所の無料相談は何社行く?比較できる質問リスト30項目にまとめています。
契約前に確認したい料金と解約のルール
契約期間が2か月を超え、支払総額が5万円を超える結婚相手紹介サービスは、特定商取引法の特定継続的役務提供の対象です。
対象となる契約では、法定の契約書面を受け取った日から数えて8日以内のクーリング・オフや、その後の中途解約に関するルールがあります。契約前に、役務内容、期間、総額、支払方法、クーリング・オフ、中途解約、前受金の保全措置などを確認してください。
制度の詳細と個別契約が対象になる条件は、消費者庁の特定商取引法ガイドで確認できます。
料金表の説明だけで契約せず、見積書と契約書を持ち帰り、解約時に返金される部分と返金されない部分を確認します。
結婚相談所の料金に関するFAQ
結婚相談所は1年間でいくらかかりますか?
相談所とプランによって大きく異なります。初期費用、月会費12か月分、お見合い料、追加サービス、成婚料を合計してください。成婚した場合としなかった場合を分けて計算します。
月会費だけ払えば活動できますか?
初期費用や成婚料がある相談所が多く、お見合い、写真撮影、面談などが別料金の場合もあります。基本料金だけで利用できる申込み数・紹介・相談を確認してください。
料金は男女で違いますか?
男女同額の相談所も、対象者別のプランや割引がある相談所もあります。性別だけでなく、年齢、ひとり親、乗り換えなどの適用条件を公式料金表で確認してください。
結婚できなかった場合、成婚料はかかりますか?
通常は規約上の成婚に該当しなければ成婚料は発生しません。ただし、二人で退会する場合や相談所で出会った相手と退会後に結婚する場合など、成婚扱いとなる条件が定められていることがあります。
成婚料なしなら総額も安いですか?
必ずしも安いとは限りません。初期費用、月会費、活動期間、追加料金を含めて比較します。成婚料なしの低価格サービスが必要十分なら、合理的な選択になります。
分割払いはできますか?
対応の有無、利用できる支払方法、分割手数料は相談所ごとに異なります。月会費の支払いと、初期費用・成婚料の分割を分けて確認してください。
プロフィール写真や服装も料金に含まれますか?
相談所によって異なります。撮影費が初期費用に含まれる、提携スタジオを紹介される、自分で手配するなどの形があります。ヘアメイクや再撮影の料金も確認します。
高い相談所の方が結婚しやすいですか?
料金だけでは判断できません。希望に近い候補、申込み数、担当者の支援、本人の活動量、相手との関係など複数の要因が関わります。高額な料金を成果の保証と受け取らないでください。
安い相談所は危険ですか?
安いことだけで危険とは判断できません。運営会社、料金、必要書類、個人情報の扱い、相談窓口、契約条件を確認します。支援を絞ったオンラインサービスなら、運営方法の違いによって料金を抑えている場合があります。
契約前の料金チェックリスト
- 初期費用の内訳を確認した
- 月会費に含まれる機能と支援を確認した
- 申込み・紹介・お見合いの追加料金を確認した
- 成婚の定義と成婚料の発生条件を確認した
- 6か月・1年の総額を計算した
- 成婚退会と途中退会の両方を計算した
- 写真、面談、セミナーなどのオプションを確認した
- 休会費、更新料、退会の申出期限を確認した
- 解約・返金条件を契約書で確認した
- 自分が使う支援に費用を払っているか確認した
まとめ|月会費ではなく、活動総額と支援内容を比べる
結婚相談所の料金には、初期費用、月会費、お見合い料、成婚料、追加料金があります。どれか一つが安くても、活動期間や利用するサービスによって総額は変わります。
まず6か月・1年、成婚した場合・途中で退会した場合を計算してください。そのうえで、申込み数、紹介、面談、交際支援など、自分が実際に利用する内容と比べます。
自分で相手を探し、予定や交際を管理できる人には、低価格なオンライン型も合理的です。支援が必要な人は、料金の高低より、自分が止まりやすい段階を補えるかを確認します。
結婚相談所以外の婚活方法とも費用や負担を比べたい場合は、婚活サービスの比較ページも参考にしてください。

