結婚相談所の連盟の違い|IBJ・TMS・BIU・JBA・NNRを比較

結婚相談所を探していると、IBJ、TMS、BIU、JBA、NNR、CONNECT-ship、SCRUMといった名称が出てきます。どれも大勢の会員と出会うための仕組みに見えますが、すべてが同じ種類の「連盟」ではありません。

結婚相談所の連盟は、加盟する相談所が会員データベースを共有し、相談所の枠を越えてお見合いを組むためのネットワークです。一方、CONNECT-shipやSCRUMは、複数の事業者や連盟をつなぐ会員相互紹介・データ連携の仕組みです。

この記事では、2026年9月4日に確認した各運営元の公式情報をもとに、主要な連盟と連携サービスの違いを整理します。特定の連盟を一律に勧めるのではなく、自分が契約する相談所で実際に使える範囲を確認するための比較方法を解説します。

先に確認したい結論
  • 連盟は、独立した結婚相談所同士が会員情報を共有するネットワーク
  • CONNECT-shipとSCRUMは、複数事業者・連盟をつなぐ連携基盤
  • 連盟が違っても、提携や複数登録によって会員が重なる場合がある
  • 同じ連盟の相談所でも、料金、申込数、担当者、サポートは異なる
  • 連盟名だけでなく、契約プランで使える検索・紹介範囲を確認する
目次

結婚相談所の連盟とは

結婚相談所の連盟とは、複数の結婚相談所が共通の会員データベースやお見合い管理システムを利用し、加盟相談所の会員同士を紹介できるようにする組織です。

小規模な相談所でも、自社で集めた会員だけではなく、同じ連盟に所属する他相談所の会員へお見合いを申し込めます。利用者が通常契約する相手は各結婚相談所であり、連盟はその背後で会員検索や相談所間の調整を支える役割を持ちます。

連盟が提供する範囲には、会員データベース、お見合いの申込みと承諾、相談所間の連絡、交際状況の管理、相談所向け研修などがあります。ただし、利用者が受けるサポートの内容や料金は、連盟ではなく契約先の相談所によって変わります。

連盟・結婚相談所・連携サービスの違い

結婚相談所

利用者と直接契約し、プロフィール作成、相手探し、お見合い調整、交際相談などを提供する事業者です。大手の直営型、地域の個人相談所、オンライン型などがあります。

結婚相談所連盟

加盟する複数の相談所をつなぎ、共通の会員基盤や活動システムを提供します。IBJ、TMS、BIU、JBA、NNRなどが該当します。

会員相互紹介・データ連携サービス

異なる婚活事業者や連盟の会員を相互紹介するための基盤です。CONNECT-shipとSCRUMはこの位置づけです。一般の利用者が両サービスと直接契約するのではなく、利用する結婚相談所や婚活サービスを通してアクセスします。

この違いを理解すると、「TMSとSCRUMは別の連盟なのか」「JBAとCONNECT-shipの会員数を単純に足してよいのか」といった混乱を避けやすくなります。

主要な結婚相談所連盟と連携サービスの違い

名称 位置づけ 主な仕組み 入会前の確認点
IBJ 結婚相談所連盟 加盟相談所が共通の会員基盤で相互紹介 相談所ごとの料金、申込数、担当者、成婚の扱い
TMS 結婚相談所連盟 TMS会員に加え、SCRUMやCONNECT-shipを活用する相談所がある どの基盤を標準料金で使えるか、検索か紹介か
NNR 結婚相談所連盟 SCRUMやCONNECT-shipを通じた紹介範囲を案内 利用できる基盤、申込上限、重複の扱い
BIU 結婚相談所連盟 加盟相談所と提携団体を含む会員基盤 自社・BIU・提携会員の内訳と利用条件
JBA 結婚相談所連盟・協会 JBA独自システムとCONNECT-shipを案内 どちらのシステムを使えるか、追加費用の有無
SCRUM データ連携サービス 異なる連盟・相談所間の会員データを連携 連携対象、会員の重複、活動ルール
CONNECT-ship 会員相互紹介プラットフォーム 参加する婚活事業者間で会員を相互紹介 自分のプランで参加できるか、対象会員と申込数

上の分類は仕組みを理解するためのものです。会員数や加盟相談所数は変動し、複数の基盤が接続されることもあります。公式サイトに表示された総数だけでなく、自分が使える範囲を確認してください。

IBJ|一つの大きな連盟内で相談所を比較する

IBJは、加盟相談所が共通の会員データベースを利用する結婚相談所ネットワークです。公式サイトでは、2026年8月時点で登録会員110,885名、加盟相談所4,844社と公表しています。

同じIBJの会員基盤を使う相談所であれば、お相手候補の範囲は大きく重なります。しかし、どの相談所へ入会してもサービスが同じになるわけではありません。

比較するべきなのは、月間の申込可能数、担当者からの紹介、面談頻度、返信方法、プロフィール支援、交際中の確認範囲、料金、休会・退会条件です。大手直営、地域相談所、オンライン型から、自分が使う支援に合う契約先を選びます。

TMS|連盟と連携サービスの対象を分けて確認する

TMSは全国の結婚相談所が加盟する連盟です。公式情報では、2026年7月時点のTMS会員47,183名を含むSCRUM登録会員68,406名に加え、CONNECT-ship有効会員14,797名を案内しています。

ここで重要なのは、「TMS会員」「SCRUM登録会員」「CONNECT-ship有効会員」が同じ範囲ではないことです。公式注記では、SCRUMとCONNECT-shipの間に重複会員がいることも示されています。

TMS加盟相談所を比較するときは、SCRUMとCONNECT-shipの両方を使えるのか、標準プランに含まれるのか、自分で検索できるのか、担当者からの紹介になるのかを確認します。

NNR|SCRUM・CONNECT-shipを通じた紹介範囲を持つ

NNRは日本仲人連盟の略称です。公式サイトでは、SCRUMとCONNECT-shipの利用により、連盟や相談所の枠を越えて紹介できる仕組みを案内しています。

NNRそのものの会員と、連携サービスを通して紹介可能な会員は分けて考える必要があります。相談所によって採用するプランや利用範囲が異なる可能性があるため、「NNR加盟」という表示だけで紹介対象を判断しないようにします。

BIU|加盟相談所と提携団体を含むネットワーク

BIUは日本ブライダル連盟の略称です。BIUが運営する結婚相談所検索サイトでは、提携団体を含む約1,700社の相談所と、約62,000名の登録会員を案内しています。

提携を含む数字の場合、BIUへ直接登録された会員だけを示しているとは限りません。どのデータベースへプロフィールが登録され、どの会員へ申込みできるかを契約先へ確認してください。

JBA|独自システムとCONNECT-shipを案内

JBAは日本結婚相談協会の略称です。公式サイトでは、独自のお相手紹介システムであるJBAシステムと、CONNECT-shipの利用を案内しています。

JBA加盟相談所を選ぶ場合も、JBAシステムとCONNECT-shipの両方を利用できるとは限りません。利用料、会員登録の範囲、検索・紹介方法、月間申込数を確認します。

CONNECT-shipは結婚相談所連盟ではない

CONNECT-shipは、婚活事業者間の会員相互紹介プラットフォームです。複数の結婚相談所連盟だけでなく、結婚情報サービスやオンライン型サービスなど、参加する事業者の会員を相互紹介するための仕組みです。

参加事業者全体の総会員数と、CONNECT-ship上で実際に相互紹介できる有効会員数は同じではありません。2026年8月の公式表示は有効会員14,996名です。

サービスによって、CONNECT-shipへの参加が標準かオプションか、検索できる人数や申込上限が異なります。「CONNECT-ship参加」という表示だけでなく、自分の契約条件を確認しましょう。

SCRUMは異なる連盟をつなぐデータ連携サービス

SCRUMは、異なる結婚相談所連盟や事業者のデータベースを連携し、所属組織の枠を越えた相互紹介を可能にするサービスです。TMSとNNRを中心に始まった仕組みで、現在はSCRUM登録会員という単位で数字が公表されています。

SCRUMを「TMSとは別の結婚相談所連盟」と捉えると、同じ会員を二重に数える可能性があります。TMS会員はSCRUM登録会員に含まれると公式に注記されているため、両方の数字を単純に足すことはできません。

連盟が違うと何が変わるのか

検索・紹介される会員の範囲

連盟が異なれば、基本となる会員データベースも異なります。ただし、SCRUMやCONNECT-shipによる連携、相談所の複数連盟加盟、会員本人の複数登録があるため、「別の連盟なら会員が完全に別」とは限りません。

検索画面と申込み方法

自分で条件検索する方法、担当者から紹介を受ける方法、価値観などを使った推薦機能は、相談所とシステムによって異なります。同じ会員基盤でも、契約プランによって自分で検索できる範囲が変わることがあります。

活動段階の名称とルール

お見合い後の関係を仮交際、交際、真剣交際などと呼び、一定の手順で進める仕組みがあります。ただし、用語、交際期間の目安、複数交際の扱い、成婚退会の定義は一律ではありません。

連盟の一般的な説明だけでなく、契約する相談所の会員規約、重要事項説明、成婚料が発生する条件を確認してください。

必要書類とプロフィールの確認範囲

本人確認書類、独身証明書、収入証明書、学歴証明書、資格証明書など、活動開始に必要な書類があります。誰にどの書類を求め、プロフィールのどの項目を確認済みとするかは、連盟と相談所の規定で確認します。

相談所間の調整方法

お見合いの日程調整、交際希望の伝達、交際終了、相手の温度感の確認などを、双方の担当者が連携して進める場合があります。連盟のシステムが同じでも、担当者がどの程度関与するかは相談所ごとに差があります。

同じ連盟でも料金とサポートが違う理由

連盟は共通の会員基盤やシステムを提供しますが、加盟相談所はそれぞれ独立した事業者です。そのため、同じ連盟でも次の項目が異なります。

  • 入会金、登録料、月会費、お見合い料、成婚料
  • 毎月の申込可能数と追加申込み料金
  • 担当者一人が受け持つ会員数
  • 定期面談の回数と相談方法
  • プロフィール文章・写真撮影への支援
  • 担当者からの紹介人数
  • お見合いの日程調整や振り返り
  • 交際中の相談と相手相談所への確認
  • 休会、途中退会、成婚退会の条件

自分で検索、申込み、日程管理を続けられる人には、同じ連盟を使える低価格なオンライン相談所が合理的な場合があります。面談や交際調整を頻繁に利用したい人は、料金が上がっても担当者の支援範囲を重視する選択があります。

高価格であること自体は、担当者との相性や支援の質を保証しません。使うサポートと総額を対応させて比較してください。

複数連盟に加盟する相談所のメリットと注意点

メリットは異なる候補へ接点を広げられる可能性

複数の独立した会員基盤を使えるなら、一つの連盟では見つからなかった候補へ接点を広げられる可能性があります。特に、希望地域や年代の候補が少ない場合は比較材料になります。

会員数は単純に合算できない

提携サービスや複数登録により、同じ会員が複数の数字に含まれることがあります。表示された会員数の合計ではなく、重複を除いた人数を確認します。

すべての連盟を同じ料金で使えるとは限らない

連盟ごとに追加登録料や月額料金が必要な場合があります。また、ある連盟は自分で検索できても、別の連盟は担当者紹介のみということもあります。

管理する検索画面やルールが増える

複数のシステムを使う場合、プロフィール、申込み、返答期限、日程、交際状況を管理する負担が増える可能性があります。多くの候補を表示できることと、無理なく活動できることは別です。

連盟を比較するときの8つの確認項目

  1. 利用できる会員基盤:連盟、自社会員、提携サービスのどこへ登録されるか
  2. 自分の条件に合う人数:地域、年齢などを絞った活動中会員の概数
  3. 検索と紹介の違い:自分で探せる範囲と担当者紹介の範囲
  4. 申込可能数:月間上限、繰越し、追加料金
  5. 重複:複数連盟・連携サービス間で同じ会員をどう扱うか
  6. 活動ルール:交際段階、期間、複数交際、成婚の定義
  7. サポート:面談、プロフィール、お見合い、交際中の支援
  8. 総額:利用する会員基盤とサポートを含めた6か月・12か月の費用

無料相談でそのまま使える質問

  • どの連盟や会員相互紹介サービスを利用していますか
  • 私が検討しているプランでは、どの会員基盤へ登録されますか
  • それぞれ自分で検索できますか。担当者紹介だけですか
  • 会員数に他連盟との重複は含まれていますか
  • 私の希望地域と年代で活動中の候補は何人程度ですか
  • 月に何人まで申し込めますか。基盤ごとに上限がありますか
  • 交際段階と成婚退会の定義はどうなっていますか
  • 連盟を追加・変更する場合に費用はかかりますか
  • 担当者は交際中にどこまで相手相談所と調整しますか
  • 途中で連盟の利用をやめる場合、契約や料金はどうなりますか
契約前のチェックポイント
  • 連盟名と連携サービス名を分けて説明している
  • 自分のプランで利用できる範囲が書面で分かる
  • 紹介可能人数の内訳と基準日を確認できる
  • 申込上限と追加料金が明確になっている
  • 成婚料が発生する条件を確認した
  • 担当者の具体的な支援内容を聞いた

結局どの連盟がよいのか

全員に共通する一つの正解はありません。単一の大きな会員基盤を使い、相談所の料金と支援を比較したい人にはIBJ系が候補になります。TMSやNNR、JBAなどを検討する場合は、SCRUMやCONNECT-shipを含む利用範囲を確認すると違いが見えやすくなります。

地方や限定した条件で探す場合は、全国の総数より地域内の候補数が重要です。自分で積極的に申し込める人は検索機能と申込上限を重視し、判断や交際を相談したい人は担当者の支援を重視します。

連盟を先に一つへ決め切る必要もありません。候補となる相談所を2〜3社に絞り、同じ希望条件を伝えて、利用できる会員基盤、申込数、サポート、総額を比較してください。

結婚相談所選び全体の流れは、結婚相談所選びガイドで確認できます。相談所とほかの婚活方法も含めて比較する場合は、婚活サービス一覧も参考にしてください。

よくある質問

結婚相談所の連盟は何をする組織ですか?

加盟相談所へ会員データベースやお見合い管理の仕組みを提供し、別の相談所に所属する会員同士を紹介できるようにする組織です。利用者への直接的な支援は、主に契約先の結婚相談所が行います。

同じ連盟なら、どの結婚相談所でも同じですか?

お相手候補は大きく重なる可能性がありますが、料金、申込可能数、担当者、面談、紹介、交際支援は異なります。同じ連盟の相談所ほど、会員数ではなくサービス内容を比較しましょう。

IBJ・TMS・BIU・JBAでは会員が完全に別ですか?

完全に別とは限りません。連盟間の提携、SCRUMやCONNECT-shipによる連携、会員本人の複数登録によって重なる可能性があります。

CONNECT-shipは結婚相談所連盟ですか?

一般的な意味での結婚相談所連盟ではなく、参加する婚活事業者間で会員を相互紹介するプラットフォームです。利用条件は契約する事業者やプランによって異なります。

TMSとSCRUMは同じですか?

同じではありません。TMSは結婚相談所連盟、SCRUMは異なる連盟・相談所をつなぐデータ連携サービスです。TMS会員はSCRUM登録会員に含まれると公式に示されているため、会員数も単純に合算できません。

複数連盟に加盟している相談所の方がよいですか?

異なる候補へ接点を広げられる可能性はありますが、重複、追加料金、申込上限、管理負担を確認する必要があります。一つの連盟でも自分の条件に合う候補が十分なら、複数連盟は必須ではありません。

連盟によって成婚しやすさは変わりますか?

連盟名だけで個人の成婚しやすさは判断できません。候補数、相互の希望、申込み方、担当者との相性、交際支援、活動量などが関係します。定義の異なる成婚率をそのまま比較しないようにしてください。

まとめ|連盟名より、実際に使える仕組みを比較する

IBJ、TMS、BIU、JBA、NNRは結婚相談所の連盟です。CONNECT-shipは婚活事業者間の会員相互紹介プラットフォーム、SCRUMは異なる連盟や相談所をつなぐデータ連携サービスです。

連盟が違えば基本となる会員基盤やシステムは変わりますが、連携や複数登録によって会員が重なる場合があります。同じ連盟でも、料金とサポートは相談所ごとに異なります。

契約前には、利用するプランで登録される会員基盤、自分で検索できる範囲、申込上限、地域別の候補数、活動ルール、総額を確認してください。連盟の知名度だけでなく、実際の活動条件まで比べることが、後悔の少ない選択につながります。

この記事で参照した公式情報

数値とサービス内容は2026年9月4日に確認しました。会員数、加盟相談所数、提携範囲、利用条件は更新される可能性があります。

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