結婚前に子どものことはどう話す?欲しい・欲しくないの聞き方と確認項目

婚活で結婚を考えられる相手ができると、「子どもは欲しいか、いつ聞けばいい?」「早く聞くと重い?」「自分は欲しいけれど、どう伝えればプレッシャーにならない?」と迷うことがあります。

子どもの希望は、結婚後の生活に大きく関わる一方、簡単に折衷案を作りにくいテーマです。

だからこそ、聞かないまま関係を進めるより、関係の段階に合わせて少しずつ確認する方が現実的です。

ただし、結婚前に「必ず子どもを持つ」「○歳までに産む」と将来を確約することはできません。

確認したいのは、子どもを希望するかという現在の気持ちと、その希望の強さ、時期、仕事・家計・育児について二人で話せるかです。

この記事では、婚活で子どもが欲しいかを自然に聞くタイミングと聞き方、欲しい・欲しくない・まだ分からない場合の考え方、人数や時期、育児分担、仕事、お金、妊娠・出産が思うように進まなかった場合まで整理します。

目次

結論|最初に確認するのは「子どもを希望するか」という現在地

結婚前の子どもの話は、まず次の3つのどこに近いかを互いに確認するところから始めます。

  • 子どもを希望している
  • 子どもを希望していない
  • まだ決めていない・分からない

ここで重要なのは、「欲しい」と「欲しくない」の二択だけにしないことです。

例えば「欲しい」と答えていても、

  • できれば欲しい
  • 子どもを持つことを結婚の重要条件としている
  • 今すぐではなく数年後に考えたい

では意味が違います。

「欲しくない」も、

  • 現時点では考えていない
  • 子どもを持たない人生を明確に希望している
  • 仕事や経済面への不安が大きい
  • まだ判断できない

など背景が異なります。

答えだけでなく、「今どの程度そう思っているのか」「なぜそう考えているのか」まで確認すると、認識差を減らせます。

子どもの希望は、なぜ結婚前に確認した方がいい?

旅行先や休日の過ごし方なら、二人の希望を交互に実現することができます。

しかし、「子どもを持つかどうか」は、片方は希望し、片方は希望しないという状態を半分ずつ実現することができません。

そのため、

  • 相手は当然欲しいと思っているはず
  • 結婚したら気持ちが変わるだろう
  • 今は話しにくいから結婚後に考えればいい

という前提で進めると、大きな認識差になることがあります。

検索上でも「子どもが欲しい・欲しくない」は、結婚前にすり合わせたいテーマとして独立して扱われています。

結婚前の確認事項全体については、結婚時期・仕事・住まい・お金・家事・家族なども合わせて考える必要があります。

婚活で「子どもが欲しいか」はいつ聞く?

全員共通の「○回目のデートなら正解」という回数はありません。

ただ、自分にとって子どもの希望が結婚相手選びの重要条件なら、真剣交際や結婚の意思決定をする前までには確認しておきたいテーマです。

聞く内容は、関係の段階によって変えます。

プロフィール・婚活初期|まず希望欄と大まかな方向性を見る

婚活サービスに「子どもを希望する」「希望しない」「相手と相談したい」といった項目がある場合は、まずプロフィールを確認します。

ただし、選択項目だけでは希望の強さまでは分かりません。

初回から人数・妊活時期・不妊治療まで続けて尋ねる必要はありませんが、自分にとって重要なら大まかな方向性は比較的早く確認できます。

「私は将来、できれば子どもがいたらいいなと思っています。〇〇さんは今のところどう考えていますか?」

自分の考えを先に伝えると、相手だけを審査するような会話になりにくくなります。

何度か会う段階|「欲しい・欲しくない」の理由と強さを見る

子どもを希望するかが分かったら、次に確認したいのは希望の強さです。

  • できれば欲しい
  • 子どもを持つことを結婚の重要条件にしている
  • まだ決めていない
  • 現時点では希望していない
  • 将来も子どもを持たない人生を希望している

同じ一言でも意味はかなり違います。

「子どもがいる生活を、今どのくらい大事な希望として考えていますか?」

のように、YES・NOだけでなく強さを確認します。

結婚を具体的に考える段階|時期・仕事・育児まで話す

一人の相手との結婚を具体的に考える段階では、

  • いつ頃から子どもを考えたいか
  • 人数について希望があるか
  • 結婚後も仕事をどう続けたいか
  • 育児・家事をどう分担したいか
  • 家計や住まいをどう考えるか
  • 妊娠・出産が予定通り進まなかった場合にどう考えるか

まで話していきます。

最初から一度に全部確認するのではなく、関係が進むごとに話題を具体化します。

子どもが欲しいかを自然に聞く5つの基本形

1.自分の希望を先に話す

「私は今のところ、将来子どもがいたらいいなと思っています。〇〇さんはどう考えていますか?」

最も使いやすい聞き方です。

2.「今の考え」を聞く

「将来のことなので変わることもあると思うんですが、今は子どもについてどんなふうに考えていますか?」

将来を保証させるのではなく、現在地を確認できます。

3.結婚後の生活から聞く

「結婚したら仕事は続けたいと思っているんですが、子どもがいる生活についてはどんなイメージがありますか?」

「欲しいですか?」の二択より、相手の考えが広く見える場合があります。

4.プロフィールをきっかけにする

「プロフィールでは子どもについて『相手と相談したい』になっていましたが、今はどんな考えに近いですか?」

すでに公開されている項目を入口にすれば、唐突になりにくくなります。

5.質問してよいか先に確認する

「少し将来のことを聞いてみたいんですが、子どもについて今どんなふうに考えているか聞いても大丈夫ですか?」

相手が話しにくそうなテーマでは、ワンクッション置く方法もあります。

避けたい聞き方|答えを迫ると「重い」より「怖い」になりやすい

子どもの話題そのものより、聞き方で負担が大きくなることがあります。

  • 「子どもは絶対欲しいですよね?」と正解を決める
  • 初対面で「何人?いつまでに?」と連続質問する
  • 「何歳までなら産めますか?」と妊娠可能性を本人へ保証させる
  • 「検査は受けましたか?」と医療情報を当然のように求める
  • 欲しくない・未定という回答を説得しようとする
  • 相手の性別だけで出産・育児の責任を負わせる
  • 「本気で結婚したいなら答えられるはず」と即答を求める

聞く目的は、自分の希望に合う回答を言わせることではなく、二人の現在の考えを知ることです。

相手の答え別|次にどう聞けばいい?

「欲しい」と答えた場合

すぐ人数や期限へ進むより、希望の強さを確認します。

「私も同じです。子どもを持つことは、結婚するうえでどのくらい大事な希望ですか?」

その後、関係が深まったら時期・仕事・育児へ進めます。

「欲しくない」と答えた場合

考えを変えさせる前提にしません。

「今は考えていないという感じですか?それとも、将来も子どもを持たない生活を希望していますか?」

自分が子どもを強く希望している場合は、重要な条件差として受け止めます。

「まだ分からない」と答えた場合

曖昧だから悪いと決めつけず、何に迷っているのかを聞きます。

「まだ決めていないんですね。仕事やお金など、特に迷っている理由ってありますか?」

ただし、相手がまだ話したくない場合は無理に深掘りしません。

「相手次第」と答えた場合

相手に合わせるという意味なのか、まだ自分では決めていないのかを確認します。

「相手と相談して決めたいという感じですか?今の時点では、どちらかに少し気持ちはありますか?」

これで本人の現在地が見えやすくなります。

「子ども欲しい?」だけで終わらせない

二人とも「欲しい」と答えて安心しても、生活のイメージが同じとは限りません。

例えば、

  • できるだけ早く考えたい
  • まず数年は二人で過ごしたい
  • 仕事が落ち着いてから考えたい
  • 住宅購入後に考えたい

では時間軸が違います。

また、子どもを希望する理由も、

  • 子育てをしたい
  • 家族を増やしたい
  • 周囲がみんな持っているから
  • 親から期待されているから

などさまざまです。

「欲しい」という一言を最終回答にせず、本人自身の希望なのかまで確認します。

1.子どもを希望するか

最優先で確認する項目です。

質問するときは、

「結婚したら子どもは欲しい?」

だけでも構いませんが、婚活では正解を求められているように感じる人もいます。

そこで、

「私は今のところ子どもを希望しているんだけど、〇〇さんは今どう考えてる?」

のように、自分も同じテーマについて開示してから聞くと会話にしやすくなります。

2.「欲しい」の強さを確認する

同じ「欲しい」でも重要度は違います。

  • できれば欲しいが、二人で暮らす人生も考えられる
  • 子どもを持つことを結婚の重要条件にしている

では、将来妊娠・出産が思うように進まなかった場合の判断が大きく変わります。

「子どもがいる生活をどのくらい大事に考えている?」

と聞いてみる方法があります。

3.何人欲しいかは「希望」として確認する

子どもの人数について希望を持つ人もいます。

ただし、「2人欲しい」という希望がそのまま実現するとは限りません。

  • 一人でも希望しているのか
  • きょうだいを希望しているのか
  • 人数に強いこだわりがあるのか
  • 経済状況や健康状態によって考え直せるか

を確認します。

「絶対に○人」と契約のように決めるのではなく、現在の希望として共有します。

4.いつ頃子どもを考えたいか

二人とも子どもを希望していても、時期が違うことがあります。

  • 結婚後すぐに考えたい
  • 1〜2年は二人で生活したい
  • 仕事の区切りを待ちたい
  • 引っ越し後に考えたい
  • 経済的な準備をしてから考えたい

などです。

「いつまでに妊娠する」と結果を約束することはできません。

話すのは、いつ頃から二人で妊娠・出産について考え始めたいかというライフプランです。

妊娠・出産を希望するなら、年齢について正しい情報も知っておく

妊娠のしやすさには個人差がありますが、年齢の影響もあります。

こども家庭庁のプレコンセプションケア情報では、男女とも妊よう性は年齢の影響を受けると説明されています。

日本産科婦人科学会も、男女とも加齢によって妊娠しづらくなることを案内しています。

一方で、年齢だけから個人の妊娠可能性を判断することはできません。

  • 医学的な時間軸を知ること
  • 相手を年齢だけで評価すること
  • 焦って結婚相手を決めること

を分けて考える必要があります。

子どもを強く希望し、年齢や健康について具体的な不安がある場合は、婚活記事だけで自己判断せず医療機関などへ相談してください。

5.仕事をどう続けたいか

子どもの話と仕事は切り離せません。

  • 妊娠・出産後も仕事を続けたいか
  • 育児休業をどう考えているか
  • 時短勤務を利用したいか
  • 転職を考える可能性があるか
  • 夜勤・出張・転勤があるか
  • どちらか一方だけが仕事を変える前提になっていないか

を確認します。

「子どもは欲しい」と一致していても、片方は共働きを想定し、もう片方は一方が仕事を辞める前提なら大きな差があります。

6.育児を誰がするか

「二人で育てよう」という言葉は大切ですが、それだけでは具体的な生活が見えません。

  • 夜間の対応
  • 保育園・学校への送迎
  • 子どもが病気のときの対応
  • 健診・予防接種
  • 食事
  • 入浴
  • 寝かしつけ
  • 行事への参加
  • 保育園・学校との連絡

など、多くの作業があります。

結婚前に細かな担当表まで作る必要はありません。

「仕事は二人とも続けるとして、子どもが熱を出した日はどう分担する?」

のような具体的な場面を一つ出すと、育児分担のイメージを確認できます。

7.家事分担も子どもがいる前提で考える

子育てが始まると、育児だけでなく家事量も増えることがあります。

現在は一方が料理・掃除の多くを担当できていても、妊娠中、産後、育児中に同じ状態を続けられるとは限りません。

  • 現在の家事分担
  • 妊娠・出産前後にどう変えるか
  • 繁忙期はどう補うか
  • 家電・宅配・家事代行などを使うか

を話します。

8.子どもが生まれた場合のお金

子どもを希望する場合、教育費だけでなく、働き方の変化による収入減も考える必要があります。

  • どちらかが育休・時短を利用した場合の家計
  • 保育料や日常の子育て費用
  • 教育へどの程度お金をかけたいか
  • 住宅費とのバランス
  • 共同貯蓄をどうするか

を話します。

「子どもが欲しい」という希望と、「今の生活費のままで何とかなる」という想定は別です。

9.住む場所・住宅をどう考えるか

子どもの希望は、住まいにも関係します。

  • 実家からの距離
  • 通勤時間
  • 保育環境
  • 住宅の広さ
  • 賃貸か購入か
  • 転勤の可能性

などです。

子どもを希望しているからといって、結婚前に「この学区に家を買う」とまで決める必要はありません。

10.教育方針はどこまで話す?

まだ子どもがいない段階で、学校や習い事まで詳細に決める必要はありません。

ただし教育に対する考えが強い場合は、早めに共有する意味があります。

  • 公立・私立への強い希望
  • 中学受験を当然と考えているか
  • 海外教育を希望しているか
  • 習い事へどの程度費用をかけたいか
  • 宗教・文化的な教育方針

などです。

11.親にどこまで頼る前提か

子育てについて、どちらかの親へ支援を頼ることを想定している場合があります。

  • 保育園の送迎
  • 子どもが病気のとき
  • 産後の支援
  • 同居・近居

などです。

一方が「親が手伝ってくれるから大丈夫」と考えていても、親本人の意思や健康状態、距離によって実現できないことがあります。

親からの支援は当然の前提にせず、二人だけでもどう回すかを考えておきます。

「子どもが欲しくない」と言われたらどうする?

自分が子どもを希望していて、相手が明確に希望していない場合は重要な違いです。

  • 今は欲しくないのか
  • 将来も持たないことを希望しているのか
  • 経済・仕事など特定の不安が理由なのか
  • 自分自身の価値観として希望していないのか

を確認します。

相手が明確に「子どもを持たない人生を希望している」と話しているのに、

「結婚すれば気が変わる」

と期待して進めるのは避けた方がよいでしょう。

自分が「子どもを希望しない」場合の伝え方

子どもを希望しないことは、一つの結婚観です。

婚活で相手に合わせて、希望していないのに「欲しい」と答える必要はありません。

「私は今のところ、子どもを持たず二人で暮らす結婚生活を希望しています。〇〇さんは子どもについてどう考えていますか?」

のように、自分の考えとして伝えます。

相手が子どもを強く希望しているなら、どちらが悪いという問題ではなく、結婚条件として合わない可能性があります。

「まだ分からない」はダメな回答ではない

子どもについて、まだ明確な答えを持っていない人もいます。

  • 仕事との両立が想像できない
  • 経済的な不安がある
  • 子育てに自信がない
  • 相手との生活を考えてから決めたい
  • 年齢や健康について不安がある

場合があります。

「今すぐ答えを決めなくてもいいけれど、何が分かれば考えやすくなりそう?」

と聞くと、迷っている理由を確認できます。

ただし、自分にとって「子どもを強く希望すること」が結婚の重要条件なら、相手が長期的に未定であることも判断材料になります。

妊娠できなかった場合について、どこまで話す?

子どもを希望していても、妊娠・出産が希望通りに進むとは限りません。

こども家庭庁は、日本では妊娠を望む健康な男女が避妊をせず性交して1年間妊娠しない場合を不妊症と定義しています。また、不妊は誰にでも起こり得ると案内しています。

  • 必要になれば医療機関へ相談する考えがあるか
  • 不妊治療をどの程度まで考えるか
  • 治療に使う時間・費用をどう考えるか
  • 子どもを持てなかった場合、二人の結婚生活をどう考えるか

を大まかに話すことはできます。

ただし、実際にその状況になっていない段階で「必ずこの治療をする」「何年続ける」と固定する必要はありません。

結婚前に妊孕性の検査を受けるべき?

全員が婚活・結婚前に特定の検査を受けなければならないわけではありません。

検査によって分かることと分からないこともあります。

例えば、こども家庭庁はAMHについて、卵巣に残っている卵子数の目安にはなる一方、卵子の質や将来妊娠できるかを直接予測する検査ではないと説明しています。

そのため、検査結果を「結婚相手として問題ないか」を判定する道具のように扱うのは適切ではありません。

妊娠・出産について具体的な健康上の不安がある場合は、本人が医療機関へ相談し、必要な情報を確認します。

不妊治療をするかどうかは今すぐ決めなくてもいい

子どもを希望している二人なら、「もし自然に妊娠しなかったらどうするか」が気になることがあります。

  • 必要なら医療機関へ相談することに抵抗があるか
  • 治療へ時間や費用を使うことをどう考えるか
  • どちらか一方だけを原因として責めないか
  • 二人とも希望が変わった場合に話し直せるか

を確認します。

日本産科婦人科学会は、不妊の原因には男性側、女性側、双方、原因不明の場合があると説明しています。

妊娠・不妊を一方だけの問題として扱わず、必要なら二人の問題として情報を集めることが大切です。

養子・里親などを結婚前から決める必要はない

子どもについて話す中で、特別養子縁組や里親などの選択肢まで考える人もいます。

これらはそれぞれ制度や目的が異なり、簡単な代替手段ではありません。

結婚前に「妊娠できなければ必ず養子を迎える」と決める必要はありません。

二人が将来その選択肢を検討したくなった場合に、制度を正しく調べ、専門機関へ相談します。

子どもに関する価値観が違ったときの考え方

  1. 何が違うのかを具体化する
  2. なぜそう考えているのか聞く
  3. 時間や条件が変われば考えが変わる可能性があるのか確認する
  4. 調整できるテーマか、折衷しにくいテーマかを分ける
  5. 相手が変わることを前提にしない

例えば、

「子どもは欲しいけれど今すぐは難しい」

という違いなら、仕事・お金・住まいを整えて時期を相談できるかもしれません。

一方、

「子どもを必ず持ちたい」

と、

「子どもを持たない人生を希望している」

では、中間案を作ることが難しくなります。

一度話したら終わりではない

子どもに関する考えは変わることがあります。

仕事、年齢、健康、家計、家族との関係、実際の結婚生活によって気持ちが変化する可能性があるためです。

  • 真剣交際へ進むとき
  • 結婚を具体化するとき
  • 入籍・同居を決めるとき

など節目で、現在の考えを改めて確認できます。

子どもの話で避けたい聞き方

1.「普通は欲しいよね?」と前提を置く

子どもを希望するかは本人の価値観です。希望しない人、迷っている人もいます。

2.相手の性別だけで役割を決める

「母親だから仕事を減らす」「父親だから生活費をすべて負担する」と最初から決めず、二人の働き方から考えます。

3.妊娠・出産を確約させる

将来の妊娠や出産を保証することはできません。確認できるのは現在の希望とライフプランです。

4.年齢だけで個人の妊娠可能性を決めつける

年齢は妊よう性に関係しますが、個人の妊娠可能性を年齢だけで判断することはできません。

5.希望が違う相手を「結婚したら変わる」と考える

将来気持ちが変わる可能性はありますが、それを前提に結婚を決めるのはリスクがあります。

子どもの話を自然に切り出す例

希望の有無を聞く

「私は将来、できれば子どもがいたらいいなと思っています。〇〇さんは今どう考えていますか?」

希望の強さを聞く

「子どもを希望しているというところは同じですね。〇〇さんにとって、子どもを持つことは結婚の中でどのくらい大事な希望ですか?」

時期を聞く

「もし子どもを考えるなら、結婚してすぐなのか、少し二人で暮らしてからなのか、今はどんなイメージですか?」

人数を聞く

「人数について何か希望はありますか?私は今のところ○人くらいかなと思っていますが、実際は仕事や生活も見ながら考えたいです」

人数を確約させるのではなく、希望として聞きます。

仕事との両立を聞く

「私は子どもができても仕事は続けたいと思っています。〇〇さんは、子育てと仕事の両立はどんな形を考えていますか?」

育児分担を聞く

「もし二人とも働いていて子どもが熱を出したら、どう調整するのが現実的だと思いますか?」

妊娠が思うように進まなかった場合

「子どもは欲しいと思っていますが、必ず予定通りになるとは限らないですよね。もし難しかった場合も、その時に二人で相談できたらと思っています。〇〇さんはどう考えていますか?」

治療内容をその場で決めるのではなく、「一緒に考えられるか」という姿勢を確認します。

自分が子どもを希望しない場合

「私は今のところ、子どもを持たず二人で暮らす結婚生活を希望しています。〇〇さんは子どもについてどう考えていますか?」

相手に合わせて本音と違う回答をするより、自分の考えとして伝えます。

まだ自分も決めていない場合

「私はまだ子どもを持つかどうか完全には決めていません。仕事や生活も含めて考えたいと思っています。〇〇さんは今どんな考えですか?」

未定なら、未定であることをそのまま伝えて構いません。

結婚相談所ではプロフィールだけで判断しない

結婚相談所では、子どもについての希望がプロフィール項目などで確認できる場合があります。

しかし、選択項目だけでは、

  • 希望の強さ
  • 時期
  • 人数
  • 仕事との両立
  • 育児分担
  • 妊娠が難しかった場合の考え

までは分かりません。

プロフィールを入口にし、交際中に本人へ確認します。

切り出しにくい場合は、担当カウンセラーへ「どの段階で子どもの話をすればよいか」と相談する方法もあります。

結婚相談所そのものを検討している場合は、結婚相談所ガイドも参考にしてください。

婚活プロフィールの「子ども希望」欄は会話の入口として使う

結婚相談所や婚活アプリでは、子どもについての希望をプロフィールへ設定できる場合があります。

プロフィールで確認できることを、初対面で同じように尋ね直す必要はありません。

  • 「欲しい」がどの程度強い希望なのか
  • 「相手と相談したい」は何を迷っているのか
  • 「希望しない」は現在だけなのか、将来も明確なのか

までは選択欄だけでは分からないことがあります。

プロフィールは結論ではなく、会話を始めるための情報として使います。

IBJ結婚みらい研究所が婚活中の男女1,822人を対象に行った調査でも、子どもを希望する人がいる一方、希望する人数や時期には幅があります。

「婚活しているなら子どもを欲しがるはず」と一括りにせず、本人の考えを確認してください。

結婚前の子どもの話し合いチェックリスト

希望

  • □ 子どもを希望するか
  • □ 希望している場合、その気持ちはどの程度強いか
  • □ まだ分からない場合、何に迷っているか
  • □ 子どもを希望しない場合、その意思を互いに理解しているか

時期・人数

  • □ いつ頃から考えたいか
  • □ 人数について希望があるか
  • □ 人数や時期を確約ではなく希望として共有しているか

仕事・育児

  • □ 結婚後も仕事をどう続けたいか
  • □ 育休・時短勤務をどう考えているか
  • □ 子どもが病気のとき誰が対応するか
  • □ 育児を一方だけの役割にしていないか
  • □ 家事負担も含めて考えているか

お金・住まい

  • □ 収入が一時的に減った場合の家計
  • □ 子育て費用と住宅費のバランス
  • □ どの地域で暮らすか
  • □ 親の支援を当然の前提にしていないか

教育・家族

  • □ 教育について強い希望がある場合は共有した
  • □ 宗教・文化など子育てに影響する希望を共有した
  • □ 親や家族からの期待と本人の希望を分けている

妊娠・出産について

  • □ 妊娠・出産を相手へ確約させていない
  • □ 必要なら医療機関へ相談する考えを話せる
  • □ 妊娠が難しかった場合について大まかな考えを共有した
  • □ 不妊を一方だけの責任として扱わない

結婚前の子どもの話に関するFAQ

子どもが欲しいかは結婚前に聞いた方がいいですか?

子どもの有無は折衷案を作りにくいテーマなので、結婚を具体的に決める前には現在の希望を確認しておく意味があります。初対面で詳細まで聞く必要はありませんが、婚活の早い段階で大まかな方向性を知る方法があります。

「子どもは欲しい?」と聞くと重いですか?

結婚を目的とした交際なら不自然な質問ではありません。ただし、相手だけに答えを求めるより、自分の考えも先に伝えると会話にしやすくなります。

子どもの人数まで決めておくべきですか?

希望として話すことはできますが、将来の人数を確約することはできません。経済状況、健康、仕事、実際の子育て状況によって考えが変わる可能性もあります。

自分は子どもが欲しいのに、相手は欲しくない場合はどうしますか?

まず「今は欲しくない」のか「将来も子どもを持たない人生を希望している」のかを確認します。後者で、自分にとって子どもを持つことが重要な結婚条件なら、相手が変わることを前提にせず結婚自体を考え直す必要があります。

まだ子どもが欲しいか分からない場合は婚活できませんか?

できます。ただし、相手が子どもを強く希望している場合は重要な判断材料になるため、「まだ決めていない」と現在の状態を正直に共有する方が認識差を減らせます。

妊娠できるか結婚前に検査した方がいいですか?

全員に一律で必要な検査はありません。また、検査で将来の妊娠を確実に予測できるわけではありません。年齢や健康状態について具体的な不安がある場合は、本人が産婦人科・泌尿器科など適切な医療機関へ相談してください。

不妊治療をするかまで結婚前に決める必要がありますか?

治療内容や期間を事前に固定する必要はありません。ただ、必要なら医療機関へ相談するか、治療へ時間・費用を使うことをどう考えるか、子どもを持てなかった場合の結婚生活をどう考えるかを大まかに話しておくことはできます。

子どもを希望しないのは婚活で不利ですか?

子どもを強く希望する相手とは条件が合わない可能性がありますが、子どもを希望しない結婚観そのものが誤りということではありません。プロフィールや会話で自分の希望を明確にし、同じ方向を考えられる相手を探す方が重要です。

まとめ|子どもの話は「産む約束」ではなく二人の現在の希望を確認する

結婚前に子どもについて話すときは、

  1. 子どもを希望するか
  2. その希望はどの程度強いか
  3. いつ頃考えたいか
  4. 人数の希望があるか
  5. 仕事をどう続けたいか
  6. 育児・家事をどう分担するか
  7. 家計と住まいをどう考えるか
  8. 教育について強い希望があるか
  9. 妊娠・出産が予定通り進まなかった場合をどう考えるか

を、関係の段階に合わせて少しずつ確認します。

すべてを結婚前に確定する必要はありません。

特に妊娠・出産は将来を保証できることではないため、相手へ結果を約束させないことも重要です。

結婚前に確認したいのは、「子どもが欲しい」という一言ではなく、子どもを含む将来について二人が同じテーブルで話し続けられるかです。

結婚前の確認事項全体を整理したい場合は、結婚時期・仕事・住まい・お金・家事・家族についても合わせて確認してください。結婚の話をする時期に迷う場合は婚活で結婚の話をするタイミングも参考にしてください。

参考情報

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