婚活のお見合いマナー完全ガイド|待ち合わせ・会話・お茶代・NG行動まで

初めてのお見合いでは、「何分前に着けばいい?」「どちらから声をかける?」「何を話せばいい?」「お茶代は誰が払う?」「連絡先を聞いてもいい?」と、細かいことほど気になりやすいものです。

ただ、お見合いのマナーは、難しい作法を暗記するためのものではありません。

相手を待たせない、困らせない、個人情報を無理に聞かない、最後まで気持ちよく話せるようにする。基本はこの考え方です。

一方で、結婚相談所のお見合いには、一般的な「マナー」とは別に、所属する相談所・連盟が定めた「ルール」があります。

例えばIBJでは、お見合い当日の連絡先交換は禁止、お見合い時間は1時間前後が目安、お茶代は男性が支払うなどのルールがあります。しかし、すべての結婚相談所が同じ運用とは限りません。

この記事では、全国共通の絶対ルールのように扱わず、「一般的に相手へ配慮したいこと」と「所属相談所のルールを確認すべきこと」を分けて解説します。

目次

こんな悩みがある方に役立ちます

  • 初めてのお見合いで当日の流れが分からない
  • 何分前に到着すればよいか知りたい
  • 男性・女性のどちらから声をかけるのか迷っている
  • 何を話せばよいか分からない
  • 聞いてはいけない質問を知りたい
  • お茶代や会計をどうすればよいか不安
  • 連絡先を交換してよいのか知りたい
  • 相手が遅刻したときの対応に迷う
  • お見合い後の返事をいつ・どう伝えるか知りたい
  • 細かいマナーを気にしすぎて緊張している

一つでも当てはまるなら、当日の流れに沿って確認していきましょう。

最初に知っておきたい|「マナー」と「相談所のルール」は別

お見合いについて調べると、記事によって「絶対NG」「必ずこうする」と書かれている内容が違うことがあります。

その理由の一つが、一般的なマナーと各相談所・連盟の運用ルールが混ざっていることです。

一般的なマナー

  • 約束の時間に遅れない
  • 相手へ挨拶する
  • スマートフォンばかり見ない
  • 質問攻めにしない
  • 相手を侮辱しない
  • 帰り際にお礼を伝える

相談所・連盟で確認するルール

  • お見合い成立後のキャンセル
  • 遅刻時の連絡方法
  • 連絡先交換の可否
  • お茶代の負担
  • お見合い結果の回答期限
  • 交際成立後の連絡方法

この二つを分けると、「ネットに書いてあったから」という理由だけで所属相談所のルールと違う行動をするのを防げます。

迷ったときは、所属相談所から渡されたルールを最優先してください。

お見合い前日|当日のマナーは前日の準備でかなり決まる

当日になってから慌てると、遅刻や忘れ物につながります。

前日に次を確認します。

  • 日時
  • ホテル・店舗名
  • 待ち合わせ場所
  • 最寄り駅と出口
  • 移動時間
  • 遅刻時の連絡方法
  • 相手のプロフィール
  • 服装
  • 相談所からの当日案内

特にホテルは、同じ建物の中に複数のラウンジや待ち合わせ場所があることがあります。

「ホテル名は知っている」だけで終わらせず、どの階・どの入口・どの店舗なのかまで確認しておくと安心です。

プロフィールは前日に読み返す|当日スマホを見ながら質問しない

お見合いでは、プロフィールを事前に読んでおくと会話が始めやすくなります。

例えば、

  • 仕事
  • 休日
  • 趣味
  • 出身地
  • 好きな食べ物
  • プロフィールで気になったこと

から2〜3個だけ覚えておきます。

IBJの現行ルールでも、当日にプロフィールを見ながら話すのではなく、事前に読み、質問を3つ程度用意しておくことが案内されています。

質問を20個暗記する必要はありません。

質問を用意する目的は会話を管理することではなく、緊張して何も思い浮かばなくなったときの予備を持つことです。

服装は「当日考える」をやめる

服装は前日に一度着て確認します。

シワ、汚れ、靴、バッグ、座ったときの着心地まで見ておくと、当日は会話へ集中できます。

男性のスーツ・ジャケット、女性のワンピース・パンツスタイル、季節ごとの選び方はお見合いの服装で詳しく解説しています。

何分前に着けばいい?|「開始時間に座れる状態」から逆算する

お見合いでは、約束時刻ちょうどに建物へ到着する予定を組むより、少し余裕を持っておく方が安心です。

IBJ公式では、会場へ10分前に到着し、定刻に開始できるよう案内しています。

ただし、これは「10分前なら全国共通で正解」という意味ではありません。

初めて行くホテル、駅が大きい、休日でラウンジが混みやすいなどの場合は、さらに余裕を持った方がよいこともあります。

到着後に必要な時間も考える

  • 化粧室へ行く
  • 汗を整える
  • コートを脱ぐ
  • 髪や服を確認する
  • 待ち合わせ場所を探す

まで含めて、開始時刻には相手を探せる状態にしておきます。

早く着きすぎた場合はどうする?

30分以上前に着いた場合、待ち合わせ場所の真正面でずっと立って待つ必要はありません。

場所を確認した後、近くで時間を調整しても構いません。

ただし、直前に離れたカフェへ入り、会計に時間がかかって遅刻するなど本末転倒にならないようにします。

5〜10分前には待ち合わせ場所へ戻れるようにしておくと安心です。

遅刻しそうと分かったら「間に合うかも」と黙って急がない

電車遅延、道迷い、体調などで遅れそうになることはあります。

重要なのは、遅刻そのものを隠そうとすることではありません。

約束時刻に間に合わない可能性が分かった時点で、所属相談所が指定する方法で連絡します。

IBJでは、遅刻しそうな場合や定刻に会えない場合に、システムの当日緊急連絡機能を使うよう案内しています。

相談所によっては、担当者への電話・メッセージなど別の方法を指定していることがあります。

連絡するときに伝えること

  • 遅れること
  • 現在地
  • 到着見込み
  • 必要なら理由を簡潔に

「電車遅延で到着が10分ほど遅れる見込みです。大変申し訳ありません。○時○分頃には到着できる予定です。」

程度で十分です。

長い事情説明より、相手が「いつ来るのか」を分かるようにします。

相手が遅刻している場合|すぐ帰る前にルールを確認する

相手が時間になっても来ない場合、まず待ち合わせ場所・時間を再確認します。

そのうえで、相談所が用意している連絡機能や担当者へ連絡します。

IBJでは15分以上の遅刻によってお見合いが実施できないと相手が判断した場合、当日キャンセル扱いになる規定があります。

ただし、この扱いを他の相談所にもそのまま当てはめないでください。

自分だけの判断で帰る前に、所属相談所のルールに従います。

待ち合わせ|相手を見つけたら自分から挨拶して構わない

相手を見つけたら、目が合うのを待ち続けるより、笑顔で挨拶します。

「はじめまして、○○です。本日はよろしくお願いします。」

これだけで十分です。

IBJでは男性側から声をかけるのがマナーと案内していますが、女性側が先に気づいたから声をかけてはいけない、という意味にまで広げる必要はありません。

「どちらが先に言うか」で無言のまま待つより、相手だと思ったら確認して挨拶する方が自然です。

相手かどうか自信がないときは、名前を断定しない

プロフィール写真と実際の印象が少し違うこともあります。

確信がない場合は、

「○○さんでしょうか?」

と確認します。

別人だった場合にも失礼になりにくい聞き方です。

最初の挨拶で長い自己紹介は必要ない

待ち合わせ場所で、仕事・趣味・出身地まで一気に自己紹介する必要はありません。

「はじめまして、○○です。今日はありがとうございます。よろしくお願いします。」

程度でよいでしょう。

席についてから自然に会話を始めます。

席はどこに座る?|「上座を絶対に譲る」よりスムーズさを優先する

ビジネスマナーでは上座・下座がありますが、お見合いで席順に意識を集中しすぎる必要はありません。

店員が席を案内する場合はその案内に従えばよいでしょう。

自分たちで選ぶ場合も、相手が座りやすい、荷物を置きやすい、会話しやすい、通路を邪魔しないことを優先します。

「絶対に女性を奥へ」「絶対に男性が入口側」と席順だけで評価する必要はありません。

注文|相手より極端に高い物を頼む前に少し考える

ホテルラウンジでは飲み物の価格が高いことがあります。

お茶代の負担がルールで決まっている相談所では、相手側が支払う前提になる場合があります。

その場合でも、「払ってもらえるから一番高い物を頼もう」と考えるより、通常のドリンクから選ぶ方が自然です。

逆に、価格を気にしすぎて何も頼まない必要もありません。

お見合いでは何を話す?|最初は答えやすい話題から

最初から結婚条件を10個確認する面接にする必要はありません。

話しやすいのは、仕事、休日、趣味、食べ物、旅行、プロフィールに書かれていた内容などです。

会話の始め方

「今日はここまで来るの大変じゃなかったですか?」

「プロフィールに旅行が好きってありましたけど、最近どこか行きました?」

「土日がお休みなんですね。休日は何してることが多いですか?」

「お仕事、今の業界は長いんですか?」

相手の答えから一つ拾って続けます。

会話が続く人は「質問→答え→次の質問」だけにしない

質問だけを続けると、尋問のように感じられます。

例えば、

「休日は何してるんですか?」

相手が、

「最近はよく散歩してます」

と答えたら、

「散歩いいですね。私も天気いい日はよく歩きます。どの辺を歩くことが多いですか?」

というように、少し自分の話を入れます。

質問→相手の答え→自分の短い反応→一段深い質問とすると会話になりやすくなります。

質問はいくつ用意する?|3〜5個の予備で十分

50個の質問リストを覚える必要はありません。

例えば、今の仕事を始めたきっかけ、休日の過ごし方、最近楽しかったこと、好きな食べ物・店、これからやってみたいこと、の5つを予備として持っておけば十分です。

そこから相手の答えに合わせて話を広げます。

お見合いで聞いてはいけないこと|「テーマ」より聞き方と段階を見る

結婚を考えるなら、年収、子ども、家族、住む場所などを最終的に確認する必要があります。

だからといって、初対面のお見合いで全部を細かく質問する必要はありません。

特に慎重に扱いたいのは、

  • 具体的な勤務先・住所など個人を特定する情報
  • 過去の恋愛・離婚理由を細部まで聞くこと
  • 他のお見合い相手について聞くこと
  • 婚活歴や成立件数を詰問すること
  • 貯金額・資産額を突然聞くこと
  • 妊娠可能性や身体について断定的に聞くこと
  • 家族の事情を興味本位で掘り下げること

です。

「結婚に必要な話題だから何でも初日に聞いてよい」ということではありません。

「なんで結婚相談所に入ったんですか?」は聞いてはいけない?

絶対に禁止とは限りませんが、聞き方によっては相手を値踏みするように聞こえることがあります。

例えば、

「なんで今まで結婚できなかったんですか?」

のような聞き方は避けた方がよいでしょう。

結婚への考えを知りたいなら、

「どんな家庭を作れたらいいなと思っていますか?」

「いつ頃までに結婚したいという希望はあります?」

など、これからの話として聞く方法があります。

年収を聞くのはマナー違反?

結婚相談所ではプロフィールに年収情報が掲載され、収入証明を扱う場合があります。

そのため、すでにプロフィールで確認できる情報を初対面で繰り返し追及する必要はありません。

一方、将来を考える段階では収入や家計について話す必要があります。

一般的な恋愛・アプリなど、まだ年収自体を知らない相手への聞き方は相手の年収を自然に聞く方法で詳しく解説しています。

子どもの希望を聞くのはマナー違反?

子どもを希望するかどうかは結婚生活に大きく関わるテーマなので、確認すること自体が不適切ではありません。

ただし、初対面で、

「何人産めますか?」

「絶対子ども欲しいですよね?」

のように相手の身体・意思を決めつける聞き方は避けます。

聞くなら、

「プロフィールでは子ども希望になっていましたが、将来についてはどんなイメージですか?」

など、本人の希望を確認する形にします。

スマートフォンはテーブルに置きっぱなしにしない

スマートフォンが見える場所にあると、通知が来るたびに目が向いてしまうことがあります。

必要がなければバッグやポケットへ入れておく方が会話へ集中できます。

仕事や家庭の事情で緊急連絡を確認する必要がある場合は、

「仕事の緊急連絡だけ確認する可能性があって、スマホを出しておいても大丈夫ですか?」

など、一言伝えておけば誤解されにくくなります。

時計を見るのも気をつける|時間確認は自然に

何度も腕時計やスマートフォンを見ると、相手から「早く帰りたいのかな」と思われることがあります。

時間を確認する必要がある場合は、会話の区切りで自然に確認します。

IBJでは1時間前後が目安とされています。

長く会えば好印象になるわけではありません。

自分ばかり話していないかを途中で確認する

緊張すると、沈黙を埋めるために自分の話を続けてしまうことがあります。

10分ほど自分の話が続いたと感じたら、

「私ばっかり話しちゃいました。○○さんはどうですか?」

と戻せば十分です。

逆に相手がよく話す人なら、無理に50対50へ戻す必要はありません。

大切なのは、お互いに話す機会があることです。

相手の話に同意できないとき、無理に合わせる必要はない

価値観が違う話題が出たとき、すべて「私も同じです」と合わせる必要はありません。

「私は少し違っていて、休日は家で過ごす方が多いです。でも旅行の話を聞くのは好きです。」

のように、自分の考えを柔らかく伝えられます。

婚活では「相手に好かれること」だけでなく、自分と相手が合うかを見る必要があります。

相手と合わないと思っても、態度を急に変えない

会話の途中で「この人とは違うかもしれない」と感じることはあります。

その場合も、急に無表情になる、スマホを見る、質問をやめる、露骨に早く帰ろうとする、相手を否定する必要はありません。

交際希望を出すかどうかと、目の前の相手へ丁寧に接することは別です。

「この先はない」と思っても、時間を作って来てくれた相手への礼儀は最後まで保つのが基本です。

お茶代は誰が払う?|一般論ではなく所属相談所のルールを確認

お見合いのお茶代については、結婚相談所・連盟によって扱いが異なる場合があります。

IBJでは、男性が女性のお茶代を支払うことがルールとして明記されています。

IBJで活動しているなら、そのルールに従います。

一方、別のサービスで「男性が必ず払う」と決められていないなら、そのサービスの案内を確認します。

ネット上の一般論より、自分が所属しているサービスのルールが優先です。

男性側|支払うルールなら会計で長いやり取りをしない

男性負担と決まっている場合、女性へ「本当に払わないんですか?」などと確認する必要はありません。

普通に支払いを済ませます。

また、支払ったことを理由に、次回の約束、交際希望、連絡先交換を求めることは別の話です。

お茶代と交際判断は切り離します。

女性側|支払ってもらったら「ありがとうございます」で十分

男性が支払うルールの相談所でも、支払われて当然という態度を取る必要はありません。

「ありがとうございます。ごちそうさまでした。」

と普通に伝えれば十分です。

レジ前で長時間「払います」「いやいいです」を繰り返す必要はありません。

領収書をもらうのは失礼?

仕事上の事情などで領収書が必要なケースもあり、一律に人柄を判断する材料にはできません。

ただし、お見合いの飲食代を実際には業務経費にできるかどうかは、本人の状況や税務上の扱いによります。

「領収書を取った=ケチ」「経費にした=高収入」など、会計時の一つの行動だけで相手を決めつけない方がよいでしょう。

お見合い中に連絡先を聞いていい?

ここは所属相談所のルール確認が必要です。

IBJでは、お見合い中の当人同士での連絡先交換は、名刺交換を含めて禁止されています。

交際が成立した後、担当カウンセラーを通じて連絡先が開示されます。

そのため、

「LINE交換しましょう」

「名刺渡しておきます」

「Instagram教えてください」

などをその場で行わないようにします。

別のサービスでは仕組みが異なる可能性があるため、所属先のルールを確認してください。

SNSを聞くのも「連絡先交換」と考えた方がいい?

相談所で連絡先交換が禁止されている場合、LINEだけでなくSNSアカウントも個人的な連絡経路になります。

ルールの範囲が分からないなら、その場で交換せず担当者へ確認する方が安全です。

相手のSNSを名前や勤務先から探し出すことも、プライバシーへの配慮という点では慎重に考えた方がよいでしょう。

お見合い中に次のデートへ誘っていい?

これも相談所ルールによります。

IBJでは、交際成立前のお見合い中に食事やデートへ誘うことは禁止されています。

「来週一緒にここ行きませんか?」と具体的な約束をするのではなく、好印象だったことを伝える程度にします。

「今日は楽しかったです。またお会いできたら嬉しいです。」

なら、気持ちを伝えながら相談所の正式な回答手順を守れます。

「また会いたい」と言ったら交際希望を出さないと失礼?

その場の会話の中で好意的な言葉を伝えた後、帰宅して考えた結果、交際を希望しないこともあり得ます。

そのため、まだ気持ちが決まっていないのに、

「絶対また会いましょう」

と約束する必要はありません。

迷っているなら、

「今日はありがとうございました。いろいろお話できてよかったです。」

程度でも十分です。

お見合いの終わり方|急に「時間なので」と切らない

時間が近づいたら、会話の区切りで終わりにします。

「今日はありがとうございました。いろいろお話できて楽しかったです。」

など、一言感謝を伝えます。

会話が盛り上がっていても、相談所のお見合いには目安時間があります。

相手が次の予定を入れている可能性もあるため、長く引き止めることが好意とは限りません。

駅まで一緒に帰る?|無理に長く同行しなくていい

店を出た後、同じ方向なら少し一緒に歩くことはあります。

ただし、相手が一人で帰りたそうなのに、駅のホームまで必ずついていく、電車に一緒に乗る、自宅方面を詳しく聞く必要はありません。

特に初対面では、相手のプライバシーと距離感を尊重します。

お見合い後の返事|相手本人ではなく相談所へ

結婚相談所では、お見合い後の返事を担当者やシステム経由で行う仕組みがあります。

IBJでは、できれば当日中、遅くとも翌日の午後1時までに報告するよう案内されています。

別の連盟・相談所では回答期限が異なることがあります。

「相手から先にOKが来たら自分もOKにしよう」と待つのではなく、自分がもう一度会いたいかで判断します。

迷ったら「もう1回会って確認したいことがあるか」で考える

お見合い一回で「結婚できるか」まで判断するのは難しい場合があります。

迷ったときは、もう少し話してみたいか、一緒にいて強い不快感はなかったか、次に確認したいことがあるか、もう一度会うことが負担ではないか、で考えます。

「100点ではないから断る」でも、「悪い人ではないから必ずOK」でもありません。

お断りする場合、本人へ理由を伝える必要はある?

相談所がお断りを仲介する仕組みなら、相手本人へ直接連絡する必要はありません。

担当者へ理由を聞かれた場合は、今後の活動改善に使える程度に具体化できます。

  • 会話のテンポが合わなかった
  • 居住地への希望が合わなかった
  • 休日が合わず継続して会うのが難しい
  • 結婚後の生活イメージに大きな違いがあった

などです。

相手の容姿や人格を攻撃する必要はありません。

マナー違反を一つ見つけたら断るべき?

例えば、緊張して挨拶が小さかった、飲み物を少しこぼした、席順が分からなかった、会話が一度途切れた、といったことだけで人柄全体を判断する必要はありません。

初対面では双方が緊張しています。

一方で、

  • 店員へ強く横柄な態度を取る
  • 相手を繰り返し侮辱する
  • 断っている個人情報をしつこく聞く
  • 相談所ルールを知りながら破るよう強要する
  • 性的な話題を一方的に続ける

などは、単なる作法のミスとは別に考える必要があります。

「マナーを完璧に知っているか」より、「相手が困ったときに配慮できる人か」を見る方が、結婚相手を考えるうえでは重要です。

相手が店員に横柄だったら?

お見合い中は自分への態度だけでなく、周囲への接し方も自然に見えることがあります。

店員への態度一つで即断する必要はありませんが、命令口調が続く、小さなミスを必要以上に責める、相手によって露骨に態度を変えることが気になったなら、その違和感も判断材料にして構いません。

自分が失敗したと思ったら、その場で短く謝ればいい

名前を言い間違えた、飲み物をこぼした、少し遅れてしまった。

そんなとき、ずっと落ち込む必要はありません。

「すみません、緊張して間違えてしまいました。」

と短く謝り、その後は普通に会話を続けます。

失敗を引きずって無言になるより、立て直せる方が自然です。

オンラインお見合いではマナーに加えて通信環境も準備する

オンラインでは、対面のお見合いとは別に、通信環境、マイク、カメラ、背景、照明、表示名などの確認が必要です。

会話の進め方はオンラインお見合いの会話、服装や画面映りはオンラインお見合いの服装で詳しく確認できます。

お見合いマナーで「男性だから」「女性だから」を気にしすぎない

相談所ルールとして性別による役割が決められている場合は、そのルールに従います。

例えばIBJでは、男性から声をかける、お茶代を男性が支払うといった案内があります。

一方、一般的な気遣いまで、男性が必ず会話をリードする、女性は質問せず聞き役に徹する、男性だけが店員を呼ぶ、女性は必ず受け身でいる必要はありません。

ルールとして決まっていることと、「昔のお見合いはこうだった」という慣習を分けると、双方が自然に話しやすくなります。

当日の流れを10ステップで確認

  1. 前日に日時・場所・ルールを確認する
  2. 開始時刻に余裕を持って会場へ着く
  3. 身だしなみを整える
  4. 相手を見つけたら挨拶する
  5. 店員の案内に従って着席・注文する
  6. プロフィールを踏まえて自然に会話する
  7. 質問攻めにせず、自分の話も少しする
  8. 相談所ルールに反する連絡先交換などをしない
  9. 時間の区切りで感謝を伝えて解散する
  10. 期限内に相談所へ返事をする

当日チェックリスト

出発前

  • □ 日時を確認した
  • □ 会場・待ち合わせ場所を確認した
  • □ 遅刻時の連絡方法を確認した
  • □ 相手のプロフィールを読み返した
  • □ 質問を3つ程度用意した
  • □ 服・靴・髪を確認した

会場到着後

  • □ 開始時刻前に待ち合わせ場所へ行ける
  • □ スマートフォンの通知を必要に応じて切った
  • □ 汗・髪・服の乱れを確認した
  • □ 相手を見つけたら挨拶できる

お見合い中

  • □ 相手の話を遮り続けていない
  • □ 質問だけになっていない
  • □ 個人情報を無理に聞いていない
  • □ 他の婚活相手の話をしていない
  • □ スマートフォンばかり見ていない
  • □ 相談所の連絡先交換ルールを守っている

終了後

  • □ 相手へお礼を伝えた
  • □ 交際希望を本人へ直接迫っていない
  • □ 回答期限を確認した
  • □ 自分の意思で交際希望・見送りを判断した

お見合いマナーに関するFAQ

お見合いには何分前に到着すればいいですか?

相談所の案内を優先してください。IBJ公式では10分前到着を案内しています。初めての会場なら、道迷い・化粧室・身だしなみ確認の時間も含めて余裕を持つと安心です。

女性から先に声をかけてもいいですか?

所属ルールに反しなければ、相手に先に気づいたときまで無言で待つ必要はありません。IBJでは男性側から声をかけるのがマナーとされていますが、女性が挨拶したこと自体を問題視する必要はありません。

お見合いでは何を話せばいいですか?

仕事、休日、趣味、食事、旅行、プロフィールに書かれていた内容など、相手が答えやすい話題から始めます。最初から結婚条件だけを並べて質問する必要はありません。

プロフィールをスマホで見ながら話してもいいですか?

事前に読み返しておく方が自然です。IBJ公式でも、当日にプロフィールを見ながらお見合いするのは避け、事前に読んでおくよう案内しています。

お見合いは1時間で必ず終わらないといけませんか?

時間の扱いは相談所ルールによります。IBJでは1時間前後が目安です。盛り上がっても相手の次の予定がある可能性があるため、必要以上に引き延ばさない方がよいでしょう。

お茶代は割り勘ですか?

相談所・連盟によって確認してください。IBJでは男性が女性のお茶代を支払うルールです。別のサービスまで同じとは限りません。

LINE交換してもいいですか?

相談所ルールを確認してください。IBJではお見合い中の当人同士の連絡先交換は禁止されており、交際成立後に相談所を通して交換します。

名刺なら渡してもいいですか?

IBJでは名刺交換も連絡先交換に含まれ、禁止されています。別の相談所でも個人情報保護のルールがあるため、所属先を確認してください。

お見合い中に次のデートへ誘ってもいいですか?

IBJでは交際成立前のお見合い中に食事・デートへ誘うことは禁止されています。「またお会いできたら嬉しいです」と気持ちを伝え、正式な交際希望は相談所へ回答します。

相手が遅刻したら何分待てばいいですか?

自分だけで決めず、相談所のルールに従ってください。連絡機能・担当者へ確認し、待ち合わせ場所の間違いも確認します。

会話が盛り上がらなかったらマナー違反ですか?

いいえ。初対面で緊張して会話が途切れることはあります。相手を無視する、侮辱する、質問に全く答えないといった行為とは分けて考えます。

相手がマナーを知らなかったら断るべきですか?

一つの作法ミスだけで判断する必要はありません。知らなかったときに修正できるか、相手への配慮があるか、相談所ルールを守る意思があるかまで見ます。

まとめ|お見合いマナーは「完璧な作法」より相手を困らせないこと

お見合いのマナーで最も大切なのは、細かな作法を完璧に暗記することではありません。

基本は、時間を守る、遅れるなら早めに連絡する、自分から挨拶する、相手の話を聞く、質問攻めにしない、個人情報へ踏み込みすぎない、所属相談所のルールを守る、合わないと思っても最後まで丁寧に接する、会計ルールを確認する、終わったら感謝を伝えて期限内に返事をすることです。

結婚相手として本当に見たいのは、フォークの置き方や席順を全部知っているかではなく、相手と違う状況になったときにも配慮し、話し合える人かどうかです。

当日の服装に迷っている場合は婚活のお見合い服装、日程調整や変更・キャンセルについては結婚相談所のお見合い日程調整も参考にしてください。

参考情報

目次