結婚相談所の自己PRの書き方|例文と仕事・性格・結婚観の伝え方

結婚相談所の自己PRは、条件欄だけでは分からない仕事への向き合い方、性格、休日、結婚後の暮らしを伝える文章です。自分を大きく見せる必要はありません。相手が「一度話してみたい」「実際に会って確かめたい」と判断できる情報を、具体的かつ読みやすく書きます。

例文をそのままコピーすると、整った文章にはなっても本人の生活が見えなくなります。反対に、思いついたことをすべて書くと、長くて要点がつかみにくい文章になります。

この記事では、自己PRを構成する7項目、仕事・性格・趣味・休日・結婚観の書き方、性別に依存しない例文、短所や事情の扱い、避けたい表現、公開後の見直し方まで解説します。

目次

結婚相談所の自己PRは「会って確認したいこと」を作る文章

自己PRだけで相性や結婚生活を判断することはできません。役割は、基本情報や写真を見た相手が、本人の生活や考え方を少し具体的に想像できる状態を作ることです。

IBJの公式解説では、自己PRに書く内容として、挨拶、婚活のきっかけ、職業、趣味・興味、休日、性格、結婚観、最後の挨拶が挙げられています。

IBJ「お見合いでプロフィールの自己紹介文が重要な理由と書き方」

年収、学歴、身長、居住地など、別の項目に表示される情報を自己PRで繰り返すだけでは、人柄の情報が増えません。基本情報の背景にある日常や、相手と話すきっかけになる事実を補います。

書き始める前に7項目を箇条書きにする

最初から完成した文章を作ろうとすると、定型文に寄りやすくなります。まず、次の7項目について事実を箇条書きにしてください。

  1. 婚活を始めた理由
  2. 仕事の内容、働く時間、仕事への向き合い方
  3. 自分で感じる性格と、周囲から言われる特徴
  4. 現在続けている趣味や興味
  5. 平日夜と休日の過ごし方
  6. 家事、生活管理、健康管理で普段していること
  7. 結婚後に大切にしたい時間や話し合い方

ここでは文章をきれいにする必要はありません。「休日は映画」ではなく、「月に一、二回映画館へ行く」「家では海外ドラマを一話ずつ見る」のように、頻度や場面まで書き出します。

候補が多い場合は、珍しさより、現在の生活に近い内容を残してください。何年もしていない趣味や、婚活のために一度試しただけの活動を中心にすると、実際に会ったときに会話が続きにくくなります。

結婚相談所の自己PRは7つの順番で組み立てる

1.最初の挨拶

プロフィールを読んだことへのお礼を、短く書きます。

はじめまして。プロフィールをご覧いただき、ありがとうございます。

独自性を出そうとして長い前置きを作る必要はありません。挨拶の後に、本人を知るための情報へ進みます。

2.婚活を始めた理由

結婚を考えるようになった背景を、他人への批判や焦りではなく、自分の変化として書きます。

仕事や生活が落ち着き、これからの時間を一緒に過ごせる方と出会いたいと考えて入会しました。

「周囲が全員結婚した」「親に言われた」「年齢的に仕方なく」だけでは、本人の結婚意思が伝わりにくくなります。親の勧めがきっかけでも、最終的に自分がどう考えたのかを続けます。

3.仕事

職種名だけで終わらせず、どのような仕事をしているか、仕事で大切にしていること、働き方を簡潔に書きます。

IT関連の会社で、社内システムの運用を担当しています。利用する人が困らないよう、確認と説明を丁寧に行うことを心がけています。繁忙期を除けば、休日は比較的予定を立てやすい働き方です。

勤務先名、取引先、具体的な勤務地、社内でしか分からない情報は載せません。夜勤、シフト勤務、転勤、出張、在宅勤務など結婚後の生活に関係する働き方は、公開範囲を確認しながら伝えます。

4.性格

「優しい」「明るい」「真面目」といった形容詞だけでは、本人の自己評価で終わります。その特徴が表れた小さな行動を一つ加えます。

周囲からは落ち着いていて話を聞くのが好きだと言われます。仕事でも、相手の話を一度最後まで聞いてから確認するようにしています。

周囲の評価を使う場合も、実際に言われたことだけを書きます。「誰からも好かれる」「怒ったことがない」など、確認できない強い表現は避けた方が自然です。

5.趣味と休日

趣味の名称に、具体的な楽しみ方を一文加えます。相手に同じ趣味を求める必要はありません。

休日は散歩をしながら気になる店を探したり、自宅で料理をしたりして過ごします。最近は作り置きできる料理を少しずつ増やしています。家で映画を見てゆっくり過ごす日も好きです。

活動的な面と家で過ごす面が両方あるなら、無理に一方へ寄せません。毎週必ず外出するような書き方は、実際の生活と違う場合に負担になります。

6.結婚後の暮らし

理想の相手の条件を並べる場所ではありません。自分がどのような関係を作りたいか、生活の場面として書きます。

結婚後は、それぞれの仕事や一人で過ごす時間も尊重しながら、食事や休日の予定を一緒に楽しめる関係が理想です。考えが違うときは、急いで結論を出さずに話し合いたいと思っています。

家事、仕事、居住地、子どもなどに具体的な希望がある場合、自己PRですべて解決しようとせず、希望条件欄や交際中の確認と役割を分けます。

7.最後の挨拶

会うことへの前向きな姿勢を伝えて締めます。

まずはお会いして、お互いのことを少しずつ知っていければうれしいです。どうぞよろしくお願いいたします。

自己PRの文字数に共通の正解はない

入力できる文字数、画面での表示方法、担当者紹介文との分担は相談所や連盟によって異なります。すべてのサービスに共通する最適文字数はありません。

文字数だけを目標にせず、次の状態を目安にします。

  • 仕事、性格、休日、結婚後の暮らしが一度ずつ登場する
  • 同じ長所を別の言葉で繰り返していない
  • 一つの段落に話題を詰め込みすぎていない
  • スマートフォンでも途中で迷わず読める
  • 声に出して読んだときに不自然な長文がない

短すぎて生活が分からない場合は具体例を足し、長すぎる場合は条件の重複、趣味の列挙、仕事の専門説明から削ります。オーネットの公式解説でも、長すぎる文章と短すぎる文章を避け、簡潔かつ具体的に書くことが案内されています。

オーネット「会ってみたいと思わせる自己紹介文とは」

仕事は肩書より「普段の働き方」を伝える

職業や年収が基本情報に表示される場合、自己PRで同じ条件を強調する必要はありません。相手が知りたいのは、仕事が日常生活へどう関係するかです。

伝わりにくい例

責任のある仕事をしており、毎日努力しています。

具体化した例

医療関係の仕事で、複数の人と連携しながら業務を進めています。勤務日は変則的ですが、予定が決まれば早めに共有するようにしています。

専門用語や実績を詳しく説明するより、働く時間、休日、転勤の可能性、仕事への姿勢など、二人の予定や暮らしに関係する内容を優先します。

性格は形容詞を行動へ置き換える

性格を書くときは、「特徴+日常での行動」の形にすると伝わりやすくなります。

  • 穏やか → 意見が違うときも、相手の話を聞いてから考える
  • 責任感がある → 引き受けた予定はカレンダーへ入れて準備する
  • 好奇心がある → 気になった場所へ出かけたり、本で調べたりする
  • 慎重 → 大きな買い物や予定は、一度確認してから決める
  • 社交的 → 初めての人がいる場でも自分から挨拶する

ここで挙げる行動は例です。自分に当てはまらないものを長所として採用しないでください。強い言葉より、実際の行動と一致する文章の方が、会ったときの差を小さくできます。

趣味がない場合は日常の過ごし方を書く

目立つ趣味がなくても問題ありません。休日にしていること、最近興味を持ったこと、定期的に見たり聞いたりしているものを書けます。

  • 近所を散歩して新しい店を探す
  • 動画を見ながら料理を試す
  • 家で音楽やラジオを聞く
  • 本屋や図書館へ行く
  • 家族や友人と食事をする
  • 部屋を整えてゆっくり休む

「趣味はありません」と一文で終えるより、休みの日に回復する方法や、心地よいと感じる時間を書けば生活が伝わります。相手に合わせるため、実際には興味のない旅行、スポーツ、料理を趣味にする必要はありません。

短所を書くなら困る場面と対応をセットにする

自己PRへ短所を必ず書かなければならないわけではありません。書く場合は、単なる自己否定や、相手へ対応を求める文章で終わらせないようにします。

対応が分からない例

人見知りで会話が苦手です。

自分の対応を加えた例

初対面では少し緊張しますが、慣れるとよく話します。相手のことを知りたいので、落ち着いて質問をするよう心がけています。

遅刻、金銭管理、感情的な言動など、結婚生活へ直接影響する問題を、無理に長所へ言い換える必要はありません。改善方法や現在の対応を含め、どの段階でどこまで伝えるかを担当者と検討します。

結婚観は相手への要求ではなく自分の参加の仕方を書く

「家事をしてくれる人」「仕事を理解してくれる人」「いつも明るい人」のように相手への希望だけを書くと、自分が関係へどう参加するのかが分かりません。

要求に見えやすい例

家事をきちんとして、仕事にも理解がある方を希望します。

二人の生活として書く例

お互いの仕事を尊重しながら、家事や予定はその時の状況に合わせて相談できる関係を作りたいです。

実際には譲れない条件がある場合、曖昧に隠すのではなく、希望条件欄や担当者との紹介基準で扱います。自己PRでは、条件の一覧より、話し合い方や日常で大切にしたいことを伝えます。

そのまま使わず書き換えるための自己PR例文

次の例文は構成を確認するためのものです。職業、休日、性格、結婚観を自分の事実へ置き換えてください。

はじめまして。プロフィールをご覧いただき、ありがとうございます。

仕事や生活が落ち着き、これからの日常を一緒に楽しめる方と出会いたいと思い、入会しました。

現在はメーカーで事務の仕事をしています。周囲と予定を確認しながら進める業務が多く、早めの連絡と丁寧な対応を心がけています。

周囲からは、落ち着いていて相談しやすいと言われます。自分では、新しいことを始める前に少し調べてから動く慎重な面もあると感じています。

休日は散歩をしながら気になる店を探したり、自宅で映画を見たりして過ごします。最近は簡単な料理の作り置きにも挑戦しています。

結婚後は、それぞれの仕事や一人の時間も大切にしながら、食事や休日の予定を一緒に楽しみたいです。意見が違うときも、話し合って決められる関係を築ければと思っています。

まずはお会いして、お互いのことを少しずつ知っていければうれしいです。どうぞよろしくお願いいたします。

この例文の職業や趣味だけを入れ替えると、文章の雰囲気まで他人のものになりやすくなります。普段使わない言葉を、自分が自然に話せる言葉へ戻してください。

事情や希望をどこまで自己PRへ書くか

婚姻歴、子ども、健康状態、障害、介護、信仰、転居、働き方などは、本人と相手の生活に関わることがあります。一方で、不特定多数が読む自己PRへ詳細をすべて公開することが適切とは限りません。

次の3点を分けて考えます。

  1. プロフィールの所定項目で回答する内容
  2. 自己PRで簡潔に伝える内容
  3. 相手を限定し、交際中に説明する内容

事実と異なる記載や、相手の意思決定に関わる情報を意図的に偽ることは避けます。公開範囲、相談所の規約、伝える時期を担当者と確認してください。

自己PRに書かない方がよい個人情報

仕事や生活を具体化する場合も、本人を特定できる情報は分けます。

  • 勤務先や取引先の正式名称
  • 自宅や勤務先の詳しい場所
  • 通勤経路や頻繁に利用する店舗
  • SNSのアカウント名
  • 電話番号、メールアドレス
  • 家族や同僚の実名
  • 会社内部の非公開情報

「都内で事務職」「医療関係のシフト勤務」のように、生活を想像するために必要な範囲へ留められます。詳しく聞かれた場合も、相談所のルールに従って開示します。

自己PRで避けたい10の書き方

  1. 空欄や一、二文だけ:条件欄以外の生活が伝わりません。
  2. 形容詞だけを並べる:「優しい、誠実、明るい」だけでは行動が見えません。
  3. 仕事の実績を長く説明する:就職活動の職務経歴書とは目的が違います。
  4. 趣味を大量に列挙する:現在続けているものを具体化した方が会話につながります。
  5. 相手への条件を並べる:希望条件欄や紹介基準と役割を分けます。
  6. 前の交際相手や婚活相手を批判する:今後作りたい関係へ言い換えます。
  7. 根拠のない最上級表現:「誰よりも」「絶対に」「完璧に」は事実との差が生じます。
  8. 性別の役割を一方的に決める:家事、仕事、お金は二人で確認する事項です。
  9. 借りた例文をそのまま使う:実際の会話や生活と合わなくなります。
  10. 個人を特定できる情報を書く:具体性と公開範囲を分けます。

生成AIを使う場合も事実確認と本人の言葉への修正が必要

箇条書きを文章へ整える、重複を削る、誤字を見つける用途には生成AIを使えます。ただし、入力していない趣味や長所、理想の家庭像が補われることがあります。

利用する場合は、勤務先、住所、病歴、家族情報などの個人情報を外部サービスへそのまま入力せず、利用規約とデータの扱いを確認してください。生成後は次の点を本人と担当者で確認します。

  • 書かれている事実がすべて本人に当てはまるか
  • 普段使わない大げさな言葉がないか
  • 誰にでも当てはまる文章だけになっていないか
  • 相手への希望が勝手に追加されていないか
  • 個人情報や公開したくない事情が含まれていないか

完成文を一から作らせるより、自分の事実を箇条書きにしてから、読みやすさの調整に使う方が本人らしさを残しやすくなります。

公開前は6つの視点で読み直す

  1. 事実:誇張や古い情報がないか
  2. 具体性:抽象的な長所に行動が一つあるか
  3. 生活:仕事、休日、結婚後の暮らしを想像できるか
  4. 読みやすさ:一文が長すぎず、話題ごとに段落が分かれているか
  5. 対等さ:相手への要求だけでなく、自分の参加の仕方が書かれているか
  6. 安全性:個人を特定できる情報がないか

最後に声に出して読むと、長い一文、同じ語尾の連続、普段使わない表現に気づきやすくなります。誤字だけでなく、会ったときに自分で説明できる内容かも確認します。

公開後は反応と会話のずれを見て修正する

公開した自己PRを完成品として固定する必要はありません。次の情報を見ながら修正します。

  • プロフィールを見た相手からよく聞かれる質問
  • 実際に会ったときに誤解されやすい部分
  • 古くなった仕事、休日、趣味の情報
  • 申込みが届く相手と希望条件のずれ
  • 担当者から見た本人との印象差

申込みが少ない場合も、自己PRだけが原因とは限りません。写真、地域、年齢、希望条件、活動量、自分からの申込み対象を一緒に確認します。文章だけを何度も変える前に、どの段階で活動が止まっているかを担当者へ聞きましょう。

無料相談でプロフィール添削について確認する

自己PRを自分で作れる人には、添削回数が少ない低価格サービスも合理的です。文章化が難しい、公開範囲に不安がある、反応を見ながら改善したい場合は、支援内容を確認します。

  • 自己PRは本人と担当者のどちらが下書きしますか?
  • 添削は初回だけですか、活動中も依頼できますか?
  • 添削回数や文字数に制限はありますか?
  • 追加料金はかかりますか?
  • 担当者紹介文も公開前に確認できますか?
  • 事情をどこまで公開するか相談できますか?
  • 公開後の閲覧や申込み傾向を基に改善できますか?
  • 写真や希望条件も含めて見直してもらえますか?

プロフィール支援以外の比較項目は、結婚相談所を選ぶ前に確認したいポイントで解説しています。相談所とアプリ、オンライン型などを比べたい場合は、婚活サービスの違いも確認してください。

結婚相談所の自己PRに関するよくある質問

自己PRは何文字書けばよいですか?

共通の最適文字数はありません。所属先の入力上限と表示方法を確認し、仕事、性格、休日、結婚後の暮らしが重複なく伝わる長さにします。

自己PRに短所を書いた方がよいですか?

必須ではありません。書く場合は自己否定で終えず、困りやすい場面と自分がしている対応を一緒に書きます。相手の対応を当然のように求める表現は避けます。

趣味がない場合は何を書けばよいですか?

休日や平日夜の過ごし方、最近興味を持ったこと、休むときにしていることを書けます。目立つ趣味を作るより、現在の生活を具体的に伝える方が自然です。

担当者にすべて書いてもらってもよいですか?

サービスの仕組みとして可能な場合も、公開前に本人が事実、言葉遣い、公開範囲を確認してください。本人が説明できない長所や趣味が追加されていないかも見ます。

例文をそのまま使ってもよいですか?

構成の参考にはできますが、仕事、性格、趣味、休日、結婚観は自分の事実へ置き換えます。普段使わない言葉も、自分が会話で説明できる表現へ直してください。

離婚歴や子どものことは自己PRに書くべきですか?

所定のプロフィール項目、自己PR、個別に説明する内容を分けます。事実を偽らず、公開範囲と伝える時期を所属相談所へ確認してください。

健康状態や障害は自己PRへ書くべきですか?

不特定多数が読む自己PRへ詳細を必ず書くべきとは一律にいえません。結婚生活への影響、相手の意思決定に必要な情報、公開範囲、相談所の規約を確認し、伝える時期と内容を担当者と検討します。

申込みが少なければ自己PRを変えるべきですか?

自己PRとあわせて、写真、希望条件、検索対象、活動地域、自分からの申込み件数を確認します。閲覧後に次へ進まない場合は、文章が抽象的でないか、写真や条件と矛盾していないかを見直します。

まとめ|自己PRは本人の生活が見える言葉で書く

結婚相談所の自己PRは、挨拶、婚活を始めた理由、仕事、性格、趣味・休日、結婚後の暮らし、最後の挨拶の順に組み立てると書きやすくなります。

長所を並べるだけでなく、仕事で大切にしていること、休日に実際にしていること、意見が違うときの向き合い方など、生活の場面を一つずつ加えてください。

例文や生成AIは構成と読みやすさを整える補助として使い、事実、本人の言葉、個人情報の公開範囲は自分で確認します。公開後も、相手からの質問や対面時の認識差を見ながら更新していきましょう。

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