結婚相談所の男女比については、「男性4:女性6」「女性余りで男性が有利」といった説明が今も見つかります。しかし、会員構成は変化しており、古い比率を現在の結婚相談所全体へ当てはめることはできません。
IBJが公表する2026年4月時点の男女比は、男性55.5%、女性44.5%です。少なくともIBJでは男性が少ない状態ではなく、全体では男性がやや多くなっています。ただし、年代や地域を絞ると比率は変わるため、「男性だから有利」「女性だから不利」とも断定できません。
この記事では、2026年9月4日に確認した公式情報をもとに、結婚相談所の男女比、年代による構成の違い、入会前に見るべき数字を解説します。
- IBJの2026年4月時点の男女比は男性55.5%、女性44.5%
- 「結婚相談所は男性4:女性6」という情報は、現在のIBJには当てはまらない
- 全体比率より、希望する年代・地域の活動中会員数が重要
- 異性が多いだけで、お見合いや成婚が約束されるわけではない
- 無料相談では男女比だけでなく、条件に合う候補数と申込上限を確認する
結婚相談所の男女比は男性と女性のどちらが多い?
結婚相談所すべてを同じ条件で集計した、統一的な最新男女比は公表されていません。確認できるのは、連盟や各サービスがそれぞれの定義で公表する数字です。
代表例として、IBJとオーネットの公式情報を確認すると、どちらも全体では男性がやや多い構成です。
| 公表元 | 男性 | 女性 | 基準日・注意点 |
|---|---|---|---|
| IBJ | 55.5% | 44.5% | 2026年4月時点 |
| オーネット | 約56% | 約43% | 2026年1月1日時点。活動開始した会員から算出 |
オーネットは端数処理により合計が100%にならない場合があると注記しています。また、IBJとオーネットでは会員基盤や集計対象が同じとは限りません。数ポイントの差をサービスの優劣へ置き換えず、基準日と集計範囲をセットで見てください。
ツヴァイも公式サイトで、会員の男女比に偏りが少ないと案内しています。ただし、公開ページによって集計日や対象会員が異なるため、複数社を比率だけで順位付けするより、自分が利用できる会員データベースを確認する方が実用的です。
「男性4:女性6」という情報が今もある理由
結婚相談所は女性が多いと説明されることがあります。実際に過去のIBJでは女性の比率が男性を上回る時期がありました。IBJの2026年6月の発表によると、2020年末は男性46%、女性54%でしたが、2024年に男女比が逆転し、2025年末には男性54%、女性46%となっています。
つまり、過去には妥当だった説明が、更新されないまま検索結果やSNSに残っていることがあります。男女比を見るときは、次の3点を確認しましょう。
- 何年何月のデータか
- どの連盟・サービスの会員か
- 休会中や交際中の会員を含むか
出典と基準日のない「一般的に4対6」という数字は、入会先を決める根拠には向きません。
年代を絞ると男女の構成は変わる
全体で男性55.5%、女性44.5%でも、すべての年代で同じ比率になるわけではありません。IBJの2026年4月データでは、男女それぞれの年齢構成が次のように公表されています。
| 年代 | 男性会員内の割合 | 女性会員内の割合 |
|---|---|---|
| 20代 | 8.3% | 16.4% |
| 30代前半 | 20.5% | 27.5% |
| 30代後半 | 23.8% | 25.9% |
| 40代前半 | 17.9% | 14.7% |
| 40代後半 | 12.0% | 6.7% |
| 50代以上 | 17.4% | 8.7% |
この表は、男性会員と女性会員それぞれの内部構成です。20代・30代前半は女性会員内で占める割合が比較的大きく、40代後半以降は男性会員内で占める割合が大きいことが分かります。
ただし、この割合だけで「特定年代の男性・女性が有利」とは判断できません。自分が希望する年代の人数だけでなく、相手が希望する年齢に自分が含まれるかという相互条件があるためです。
地域でも男女比と候補数は変わる
全国の男女比が整っていても、実際に会える範囲の候補が少なければ活動しにくくなります。都市部と地方では会員数が違い、同じ都道府県でも主要駅までの距離や移動手段によって会いやすさが変わります。
また、全国値には遠方の会員も含まれます。オンラインお見合いが可能でも、交際後に会う頻度や結婚後の居住地を考えると、全国の異性会員全員が現実的な候補になるわけではありません。
無料相談では、都道府県だけでなく「片道何分までなら定期的に会えるか」「結婚後に転居できるか」まで決め、自分の活動範囲で人数を確認しましょう。
異性が多い相談所なら有利とは限らない
男女比は候補の構成を見る数字ですが、個人のお見合い成立や成婚を示す数字ではありません。異性会員が多くても、次の条件が重なると実際の候補は少なくなります。
- 居住地域と会える範囲
- 双方が希望する年齢
- 結婚後の居住地や転居の可否
- 婚姻歴や子どもに関する希望
- 仕事、休日、生活時間
- 喫煙、飲酒、家族観などの生活条件
さらに、候補が多くても月の申込上限が少なければ、接点を増やす速度には限界があります。反対に、全体の男女比に多少偏りがあっても、希望に合う活動中会員がいて、十分な申込枠と支援があれば活動しやすい場合があります。
男性が多いと女性は必ず有利?
男性比率が高ければ、女性から見た候補の母数が増える可能性はあります。しかし、年齢・地域・結婚観を絞った人数や、相手側の希望が合わなければ、そのまま有利にはなりません。
女性が多いと男性は必ずモテる?
女性比率が高い年代やサービスでも、登録しただけで申込みが増えるとは限りません。プロフィール写真、自己紹介、希望条件、申込み方、お見合い後の対応などが接点に影響します。「男性不足だから何もしなくても会える」という説明には注意が必要です。
結婚相談所とマッチングアプリの男女比を単純比較しない
マッチングアプリと結婚相談所では、登録条件、料金、本人確認、独身確認、利用目的が異なります。アプリの登録アカウント数と、書類を提出して活動する結婚相談所の会員数を同じ意味で比較することはできません。
男女比だけで選ぶのではなく、次のように自分が必要とする仕組みを比べてください。
- 自分で多数の相手を探したいか、紹介や相談が必要か
- 独身証明や収入証明をどこまで求めるか
- メッセージから関係を始めたいか、早めに面会したいか
- 月額費用を抑えて自分で管理できるか
- お見合い調整や交際中の相談に費用を払う価値があるか
自分で相手探しや日程管理を進められる人には、低価格のオンラインサービスやアプリが合理的な場合もあります。手厚い支援が必要な人には、費用が上がっても担当者へ相談できる仕組みが合う可能性があります。
男女比を見るときの5つのチェックポイント
1.数字の基準日を確認する
会員は毎月入会・退会するため、比率は変わります。記事の更新日ではなく、データそのものの基準日を確認してください。
2.登録会員と活動中会員を分ける
登録会員数に休会中・交際中の人が含まれる場合、新しい申込みを受けられる人数とは一致しません。「今申し込める会員」を確認することが重要です。
3.自社会員と連盟会員の範囲を確認する
相談所が公表する比率が、自社会員だけの数字なのか、連盟や提携先を含む数字なのかを確認します。複数の会員基盤を合算する場合は、重複会員の扱いも見ます。
4.年代と地域を組み合わせる
全体比率より、自分が実際に希望する年代・地域に何人いるかが大切です。条件を細かくしすぎる前と後の両方で概数を見せてもらうと、どの条件が候補を狭めているか分かります。
5.申込上限と紹介方法も確認する
候補数が多くても、毎月申し込める人数や紹介の方法によって活動量は変わります。男女比、候補数、申込上限をセットで比較しましょう。
- 公表している男女比は何年何月の数字ですか
- 自社会員だけですか、連盟・提携先を含みますか
- 休会中・交際中の会員は含まれていますか
- 私の活動地域と希望年代では、男女の人数はどの程度ですか
- そのうち現在申込み可能な会員は何人程度ですか
- 私の条件を入れると候補は何人程度になりますか
- 相手側の希望も考慮した候補数を確認できますか
- 毎月の申込上限と担当者からの紹介人数は何人ですか
男女比以外に比較したい項目
男女比と候補数を確認したら、無理なく活動を続けられるかも比べます。
- 入会金、月会費、お見合い料、成婚料を含む総額
- 検索できる会員と紹介される会員の範囲
- プロフィール作成や写真選びの支援
- お見合いの日程調整と振り返り
- 交際中に相談できる内容と連絡手段
- 担当者との相性が合わない場合の変更可否
- 休会、中途退会、成婚退会の条件
結婚相談所を比較する流れは、結婚相談所選びガイドで確認できます。アプリや婚活パーティーなども含めて選ぶ場合は、婚活サービス一覧も参考にしてください。
よくある質問
結婚相談所は女性余りですか?
すべての結婚相談所が女性余りとはいえません。IBJの2026年4月時点では男性55.5%、女性44.5%で、全体では男性が多い構成です。ただし、20代・30代前半など年代を絞ると全体とは違う構成になるため、希望年代と地域で確認してください。
結婚相談所は男性不足ですか?
現在のIBJ全体では男性不足ではありません。過去の比率や別の連盟・サービスのデータが混在している可能性があります。数字の基準日と対象を確認しましょう。
男女比は5対5の相談所が一番よいですか?
必ずしもそうではありません。全体が5対5でも、自分の希望年代や地域に候補が少なければ活動しにくくなります。活動中の候補数、申込上限、紹介方法まで確認してください。
男女比がよければ成婚しやすくなりますか?
男女比だけから個人の成婚しやすさは判断できません。双方の希望条件、お見合い成立、交際中の相性、結婚生活のすり合わせなど複数の段階があります。比率は候補の母数を見る参考情報として使います。
年代別の男女比はどう調べればよいですか?
公式サイトの年齢構成を確認し、無料相談で希望年代・地域に絞った活動中会員の概数を質問します。個人情報を見せてもらう必要はなく、条件検索した人数の目安が分かれば判断材料になります。
地方の結婚相談所は不利ですか?
地方だから一律に不利とはいえませんが、会える範囲の会員数は都市部より少ない場合があります。複数連盟への加盟、オンラインお見合い、隣県までの検索範囲、結婚後の転居希望を確認すると選択肢を判断しやすくなります。
まとめ|全体の男女比より、自分が会える候補を見る
IBJの2026年4月時点の男女比は男性55.5%、女性44.5%です。過去に広まった「男性4:女性6」を、現在の結婚相談所全体の常識として使うことはできません。
一方で、全体の比率がそのまま自分の活動環境になるわけでもありません。年代、地域、活動状態、相互の希望条件を重ねると、実際に会える候補は変わります。
入会前には、最新の男女比に加えて、自分の条件に合う活動中会員の概数、月の申込上限、紹介方法を確認してください。男女比は有利不利を決める答えではなく、現実的な活動先を選ぶための一つの材料です。
この記事で参照した公式情報
数値と掲載内容は2026年9月4日に確認しました。会員構成は変動するため、入会を検討するときは各社の最新情報を確認してください。

