結婚相談所を検討するとき、「大卒の会員は多いのか」「高卒や専門卒でも入会できるか」「学歴はお見合いに影響するか」が気になることがあります。
IBJの2026年4月時点の公式データでは、大学・大学院卒を合計すると男性71.2%、女性68.5%です。ただし、これは会員構成を示す数字であり、学歴が高いほど結婚生活との相性や成婚可能性が高いことを意味しません。
この記事では、2026年9月4日に確認した公式情報をもとに、結婚相談所会員の学歴分布、学歴証明書で確認できること、大学名の公開、相手に希望する学歴の考え方を解説します。
- IBJでは大学・大学院卒が男性71.2%、女性68.5%
- 大卒以外の会員も活動しており、一般的な相談所に共通する学歴下限はない
- 学歴証明の対象、提出書類、大学名の公開範囲はサービスごとに確認する
- 卒業証明書は最終学歴を確認する資料で、人柄や能力全体を保証しない
- 希望学歴は肩書きではなく、結婚生活で必要と考える理由から決める
結婚相談所会員の学歴はどれくらい?
結婚相談所全体に共通する学歴分布はありません。連盟やサービスが公表するデータを、基準日と集計対象に注意して確認する必要があります。
IBJが公表している2026年4月時点の最終学歴は次のとおりです。
| 最終学歴 | 男性会員 | 女性会員 |
|---|---|---|
| 大学卒 | 53.9% | 61.6% |
| 大学院卒 | 17.3% | 6.9% |
| 専門学校卒 | 9.3% | 11.2% |
| 短期大学卒 | 1.5% | 10.5% |
| その他 | 18.0% | 9.8% |
大学卒と大学院卒を合計すると、男性71.2%、女性68.5%です。一方で、専門学校卒、短期大学卒、その他の区分に該当する会員も活動しています。
「その他」に何が含まれるかを公式データから細分化することはできません。高校卒、中学校卒、海外の教育機関など、内訳を推測して人数を算出しないようにします。
TMS・オーネットの公式データとの違い
TMSは大学・大学院卒が男性63.0%、女性53.8%
TMSは、SCRUMへデータ連携する登録会員について、大学・大学院卒が男性63.0%、女性53.8%と公表しています。
IBJより割合が低いから会員の質が低い、反対に大卒割合が高いから優れた相談所だと判断することはできません。会員基盤、集計日、休会中・交際中の会員の扱いなどが異なるためです。
オーネットは大卒以上が男性約70%、女性約67%
オーネットは2026年1月1日時点の会員プロフィールで、大卒以上が男性約70%、女性約67%と公表しています。この数字は入会後に活動開始した会員データから算出されています。
オーネットの会員全体にはオーネット会員とIBJ会員が含まれます。複数サービスを比べるときは、自社会員だけの数字か、連盟・提携先を含む数字かを確認してください。
高卒・専門卒でも結婚相談所に入会できる?
一般的な結婚相談所に共通する「大卒以上」という入会条件はありません。学歴を問わない相談所もあり、高校卒や専門学校卒の会員も活動しています。
ただし、特定の学歴・職業・年収層を対象にしたサービスでは、独自の入会基準を設けている場合があります。また、入会に学歴の高さを求めなくても、プロフィールへ記載する学歴の証明を求めるサービスがあります。
入会前には、次の点を確認してください。
- 自分の最終学歴で入会できるか
- 学歴証明書の提出対象になるか
- プロフィールにはどの学歴区分が表示されるか
- 学校名まで公開するか選べるか
- 海外の学校、統廃合された学校、資格学校の扱い
入会できることと、希望する相手とのお見合いが成立することは別です。学歴以外のプロフィール、地域、年齢、結婚観、申込み方なども関係します。
結婚相談所では学歴証明書が必要?
学歴証明書を求める相談所では、プロフィール上の最終学歴を自己申告だけでなく書類で確認できます。IBJの公式記事では、基本的に短大以上を卒業した人について卒業証明書の提出が必要と説明しています。
オーネットも会員登録時に最終学歴を証明する書類を求めています。ツヴァイの公式FAQでは、卒業証明書または卒業証書のコピーが必要書類として案内されています。
提出対象や認められる書類はサービスごとに異なります。「結婚相談所なら全員が同じ方法で学歴証明済み」とは考えず、契約予定の相談所へ確認してください。
学歴証明として使われる主な書類
- 学校が発行する卒業証明書
- 卒業証書・学位記のコピー
- 相談所が指定する最終学歴確認書類
必要書類が手元にない場合は、卒業した学校の窓口や公式サイトで取得方法を確認します。学校が統合・閉校している場合は、証明書発行業務を引き継いだ学校法人や機関を確認してください。
発行日、原本・コピー、郵送の可否などの条件も相談所によって異なります。契約日を決める前に必要書類一覧を受け取り、準備期間を確認しましょう。
学歴証明書があっても分からないこと
卒業証明書で確認できるのは、原則として特定の教育機関を卒業した事実です。次のような内容までは保証しません。
- 現在の知識や仕事上の能力
- 会話の相性や興味の幅
- 金銭感覚や生活習慣
- 家事・育児への考え方
- 相手への敬意や対話姿勢
- 結婚後の働き方や住居への希望
同じ大学や学部を卒業していても、価値観や生活の希望が近いとは限りません。反対に、学歴区分が異なっても、話しやすさ、仕事への考え方、将来像が合うことがあります。
プロフィールに大学名は公開される?
プロフィールに最終学歴の区分だけを表示するか、学校名まで表示できるかは、連盟・サービスの仕様や本人の設定によって異なります。大学名が非公開でも、直ちに学歴を偽っているとは判断できません。
自分の学校名を公開するか選べる場合は、共通点として伝えたいか、個人情報としてどこまで開示したいかを考えます。
公開を検討しやすい場合
- 同窓や近い専門分野を会話のきっかけにしたい
- 学んだ内容が現在の仕事や生活に関係している
- 学校名を条件に探す相手にも見つけてもらいたい
公開範囲を確認したい場合
- 少人数の学校・学科で個人を特定されたくない
- 勤務先や居住地など、ほかの情報と組み合わせた特定が心配
- 学歴を過度に評価されたり先入観を持たれたりしたくない
公開・非公開の正解は一つではありません。検索画面で誰にどこまで表示されるか、交際成立後に変更される情報があるかを相談所へ確認しましょう。
高学歴なら婚活で有利になる?
学歴を希望条件にしている相手から見れば、検索条件に入る可能性があります。しかし、学歴だけでお見合いや成婚が決まるわけではありません。
「高学歴な男性は必ず有利」「高学歴な女性は敬遠される」といった性別による一括りも適切ではありません。誰が学歴を重視するか、どの程度の年齢差や生活条件を希望するかは個人によって異なります。
学歴を自分の強みとして伝える場合も、学校名だけを強調するより、次のような現在の生活につながる内容をプロフィールへ入れる方が相手は判断しやすくなります。
- 学んだことが仕事や興味にどうつながっているか
- 休日にどのような時間を過ごしているか
- 相手の仕事や考え方を尊重できるか
- 結婚後にどのような生活を作りたいか
相手の学歴を希望条件にする前に考えたいこと
学歴を条件にすること自体が悪いわけではありません。ただし、求める理由が曖昧なまま「大卒以上」「自分と同等以上」と設定すると、結婚生活が合う相手まで検索から外れる可能性があります。
まず、学歴に期待している内容を分解します。
- 会話や興味の幅が近いこと
- 学ぶことへの姿勢が似ていること
- 仕事や収入が安定していること
- 家族や周囲が納得すること
- 子どもの教育方針が近いこと
これらは学歴と一致するとは限りません。例えば、仕事の安定性は現在の職業・雇用状況、教育方針は本人との会話で確認する方が直接的です。
学歴条件を外せない場合は、それを維持したときに地域・年代を含めた候補が何人残るか確認します。人数が少なくても条件を優先するのか、別の確認方法へ置き換えるのかを決めましょう。
学歴条件で候補が減ったときの見直し方
- 理由を言葉にする:学歴そのものが必要か、期待する価値観があるのかを確認する
- 人数を確認する:学歴条件の有無で活動中会員がどの程度変わるかを見る
- ほかの条件との重なりを見る:年齢、地域、年収などを同時に絞りすぎていないか確認する
- 会って分かる項目へ置き換える:会話、学ぶ姿勢、教育観などは面会で確認する
- 維持する条件を決める:結婚生活に本当に必要なら、候補が少なくなることも含めて選ぶ
条件を広げることが常に正しいわけではありません。候補数と自分の納得の両方を確認し、理由のある条件を残すことが大切です。
- 学歴証明書はどの学歴から必要ですか
- 卒業証明書と卒業証書のコピーのどちらを使えますか
- 海外校や統廃合された学校はどう確認しますか
- プロフィールには最終学歴と学校名のどこまで表示されますか
- 学校名の公開・非公開を選べますか
- 希望地域・年代・学歴を入れると活動中会員は何人程度ですか
- 休会中や交際中の会員を除いた人数を確認できますか
- 学歴条件を外すと候補はどの程度増えますか
- 月の申込上限と紹介人数は何人ですか
学歴以外に確認したい項目
希望学歴の候補がいると確認できたら、結婚後の生活に直接関係する条件も見ます。
- 居住地と結婚後の転居
- 仕事、休日、働き方
- 収入だけでなく支出・貯蓄・家計管理
- 子どもと教育への考え方
- 家事・育児の分担
- 家族との距離や介護
- 会話の相性と意見が違うときの対話
相談所を比較する流れは、結婚相談所選びガイドで確認できます。結婚相談所以外の方法も検討する場合は、婚活サービス一覧を参考にしてください。条件を増やしすぎて相手を選べない場合は、婚活の悩みから探すで優先順位を見直せます。
よくある質問
結婚相談所は大卒の会員が多いですか?
IBJの2026年4月データでは、大学・大学院卒の合計が男性71.2%、女性68.5%です。TMSでは男性63.0%、女性53.8%と公表されています。会員基盤と集計条件が異なるため単純比較はできません。
高卒でも結婚相談所に入会できますか?
学歴を入会条件にしない相談所はあります。ただし、特定層向けのサービスでは独自基準を設ける場合があります。検討している相談所の入会条件を確認してください。
専門学校卒でも婚活できますか?
専門学校卒の会員も活動しています。IBJの2026年4月データでは男性9.3%、女性11.2%です。学歴だけでお見合いや成婚が決まるわけではありません。
卒業証明書は必ず必要ですか?
提出対象は相談所によって異なります。IBJの公式記事では、基本的に短大以上を卒業した人に卒業証明書が必要と説明されています。契約する相談所の必要書類一覧を確認してください。
大学名を非公開にすると不利ですか?
一律に不利とはいえません。大学名を条件に探す相手には見つけられにくくなる可能性がありますが、個人情報の範囲や先入観を避けたいという考え方もあります。表示範囲と公開設定を相談所へ確認しましょう。
高学歴なら結婚相談所で有利ですか?
学歴を条件にする相手の検索対象には入りやすくなりますが、お見合いや成婚を保証しません。年齢、地域、生活条件、会話、結婚観なども関係します。
相手には自分と同等以上の学歴を求めるべきですか?
一律の基準はありません。学歴に何を期待しているかを確認し、会話、仕事、教育観など別の項目で直接確認できないか考えます。条件を維持する場合は、候補数への影響も把握しましょう。
学歴証明があればプロフィールはすべて信用できますか?
卒業した事実は確認できますが、現在の能力、人柄、収入、資産、生活習慣までは分かりません。各項目の証明範囲を理解し、交際中の対話も重ねて判断してください。
まとめ|学歴は証明範囲と希望する理由を確認する
IBJの2026年4月時点では、大学・大学院卒が男性71.2%、女性68.5%です。大卒以上が多数を占めますが、専門学校卒、短期大学卒、その他の学歴の会員も活動しています。
学歴証明書があれば卒業の事実を確認できますが、人柄、会話の相性、結婚後の生活まで保証するものではありません。大学名を公開するかどうかも、サービスの仕様と本人の考えによって異なります。
相手の学歴を条件にする場合は、なぜ必要なのかを具体化してください。無料相談では、希望地域・年代・学歴を入れた活動中会員数と、学歴証明・公開範囲を確認しましょう。
この記事で参照した公式情報
数値、必要書類、入会条件は2026年9月4日に確認しました。条件やプロフィール仕様は変更されることがあるため、入会前に各社の公式情報と契約書面を確認してください。

