結婚相談所の会員数を比較|登録会員・紹介可能人数・重複の見分け方

結婚相談所を比較していると、「会員数10万人」「紹介可能人数19万人」といった大きな数字が目に入ります。候補が多いほど出会いやすそうに見えますが、数字の意味は同じではありません。

登録会員数、有効会員数、自社会員数、連盟会員数、紹介可能人数では、数えている範囲が異なります。複数の会員基盤を合算した数字には、同じ人が重複して含まれることもあります。

この記事では、2026年9月4日に確認した公式情報をもとに、主要な結婚相談所ネットワークの会員数と定義を比較します。単純な順位ではなく、自分が実際に探せる候補数を見極める方法まで解説します。

先に確認したい結論
  • 会員数は「基準日」と「数え方」が同じ数字だけを比較する
  • 連盟の会員数と、相談所が自社で集めた会員数を分けて見る
  • 複数ネットワークの合算は、重複を除いているか確認する
  • 全国の総数より、自分の地域・年齢・希望条件に合う人数を聞く
  • 検索できる人数と、毎月申し込める人数は別に確認する

公開されている最大値だけで相談所を決める必要はありません。自分が使うプランで、どの会員基盤を、どこまで検索・紹介してもらえるかが重要です。

目次

結婚相談所の会員数は単純にランキングできない

会員数の比較で最初に見るべきなのは、人数の大小ではなく定義です。同じ「10万人」でも、活動中の人だけを数えた数字と、休会中の人を含む登録数では意味が変わります。

さらに、大手結婚相談所の中には、自社会員に加えて加盟連盟の会員と出会えるサービスがあります。その場合、公式サイトに表示される数字が「自社会員数」ではなく「マッチング対象数」や「紹介可能人数」であることがあります。

比較するときは、次の6種類を区別してください。

登録会員数

システムやサービスに登録されている会員の数です。活動中だけでなく、交際中、休会中、プロフィール準備中の会員を含む場合があります。何を含むかは運営者ごとに異なります。

有効会員数

現在紹介や申込みの対象になり得る会員を示す表現です。ただし、「有効」の条件も一律ではありません。公開元が定義している対象範囲を確認する必要があります。

自社会員数

その結婚相談所が直接契約している会員の数です。店舗や担当者のサポートを受ける人の母数を知る参考になりますが、実際のお相手探しでは連盟会員も対象になる場合があります。

連盟・ネットワーク会員数

複数の結婚相談所が共通システムを使い、相互紹介できる会員の数です。同じ連盟に加盟する相談所なら、検索できる会員基盤が大きく重なる可能性があります。

紹介可能人数・マッチング対象数

自社会員と連盟会員などを合わせ、サービス上で出会いの対象になり得る人数です。重複を除外した数字か、すべての会員を同じプランで検索できるかを確認してください。

累計会員数

過去に登録した人を累計した数字です。すでに退会した人を含む可能性があるため、現在活動できる会員数との比較には使えません。「累計入会者数」と「現在の登録会員数」を混同しないようにします。

主要ネットワークの会員数を公式情報で比較

以下は2026年9月4日に各運営元の公式サイトで確認した数字です。基準日と対象範囲が異なるため、この並びを会員数ランキングとしては扱いません。

ネットワーク 公式の人数表示 基準日・定義
IBJ 110,885名 2026年8月時点の登録会員数
TMS・SCRUM 68,406名 2026年7月時点。SCRUMにデータ連携する登録会員で、活動中・交際中・休会中を含む
CONNECT-ship 14,996名 2026年8月データの有効会員数
JBA 10万人以上 提携を含む総会員数。公式ページ上で共通の基準日は確認できず
BIU 約5万人 BIU公式会員検索・相談所紹介サイトが示す登録会員データベース

IBJは、2026年8月時点の登録会員数を110,885名と公表しています。TMSの68,406名はSCRUM登録会員数で、活動中だけでなく交際中・休会中を含むと注記されています。CONNECT-shipは14,996名を「有効会員数」として公表しており、同じ登録会員数という名称ではありません。

JBAは提携を含む総会員数10万人以上、BIUは約5万人の会員データベースを案内しています。ただし、上の数字は集計日、提携範囲、活動状態の扱いが統一されていません。数字が大きい順に並べても、同じ条件の比較にはならない点に注意が必要です。

数値は更新されます

会員は入会・退会・休会・交際によって変動します。検討時には公式サイトの最新表示を確認し、無料相談で現在の対象人数を聞いてください。本記事の数字は2026年9月4日時点の確認内容です。

結婚相談所ごとの会員数は内訳まで見る

大手相談所の表示人数を見ると、連盟の数字より大きいことがあります。これは誤りとは限らず、自社会員と連盟会員を合わせ、重複を除いた人数を示している場合があります。

ツヴァイは重複を除いたマッチング対象数を表示

ツヴァイの公式表記は「マッチング対象数:約117,000名(2026年6月末時点の株式会社ツヴァイ登録会員数25,949名と同月IBJ会員数109,712名の合計から重複18,866名を除いた人数)」です。

このように、合算元、基準日、重複除外数が示されていれば、数字の意味を確認しやすくなります。ただし、表示された全員へ同じ方法で申し込めるとは限りません。契約するコースでIBJ会員検索が使えるか、申込可能数はいくつかを確認します。

オーネットは自社会員とIBJ会員の重複を除外

オーネットは、2026年1月1日時点の会員数を121,727人と公表しています。オーネット登録会員30,181名とIBJ会員104,859名の合計から、重複13,313名を除いた数字です。

注記には、オーネット会員のうち自己都合や交際などで一時的に活動を休止している5,876名や、会費の支払いが終了した会員を含むとあります。人数が明示されていても、全員が今すぐ申込みを受けられる状態とは限らないことが分かります。

サンマリエはIBJの会員基盤を含む

サンマリエは101,240名と表示し、IBJで活動している会員数を含む2025年8月時点の数字と注記しています。同じIBJの会員基盤を使う相談所でも、掲載ページの更新時期によって表示人数が異なる例です。

現在のIBJ公式値と数字が違っても、直ちにサービス内容の優劣を示すわけではありません。まず集計時期が違う可能性を確認してください。

複数連盟の会員数を足し算してはいけない理由

「IBJ約11万人+SCRUM約6.8万人+CONNECT-ship約1.5万人」のように足すと、約19万人になります。しかし、その数字をそのまま独自の紹介可能人数とは言えません。

一人の会員が複数のネットワークに登録されていることがあります。また、連携サービス同士ですでに重複を含む場合もあります。例えばTMSの公式ページでは、SCRUM登録会員数とCONNECT-ship有効会員数の両方を示し、両者に重複する会員がいることも注記しています。

相談所が複数連盟に加盟していても、すべてを標準料金で使えるとは限りません。別料金のオプション、特定コースだけの提供、担当者からの紹介のみといった制限がある可能性もあります。

複数連盟を強みにする相談所では、次の3点をセットで確認しましょう。

  • 重複を除いた実人数を公表しているか
  • 自分が契約するプランで利用できる連盟はどれか
  • 自分で検索できるのか、担当者からの紹介に限られるのか

大切なのは「自分の条件で探せる人数」

全国の登録会員が10万人いても、10万人全員が候補になるわけではありません。活動地域、希望する性別、年齢、婚姻歴、子どもに関する希望、働き方などで対象は絞られます。さらに、相手側の希望条件にも自分が入っている必要があります。

実際の候補数は、おおむね次の順に小さくなります。

  1. ネットワーク全体の登録会員数
  2. 自分のプランで検索・紹介の対象になる会員数
  3. 希望地域と年齢などの基本条件に合う会員数
  4. 現在活動中で、申込みや紹介を受けられる会員数
  5. 相手側の希望にも自分が合う可能性がある会員数
  6. 毎月の申込上限の範囲で実際に接点を持てる人数

このため、全国の総数だけでなく、無料相談で希望条件を伝えたうえで、該当する会員がどの程度いるかを確認する方が判断材料になります。個人を特定できる情報を見せてもらう必要はありません。年代、地域、活動状態などを絞った概数や分布を聞きましょう。

会員数が多くても出会いが増えない5つのケース

希望地域の会員が少ない

全国規模の会員数が多くても、生活圏に候補が少なければ、お見合いの移動や結婚後の居住地が負担になります。地方で活動する場合は、都道府県だけでなく隣接県を含む人数や、オンラインお見合いの可否も確認します。

検索できる会員がプランで限られる

公式サイトの大きな数字は、複数の会員基盤を合算したものでも、選ぶプランによって利用できる検索機能が異なることがあります。安いプランが悪いわけではありません。必要な会員基盤と申込数が含まれるなら、低価格プランの方が合理的です。

毎月の申込上限が少ない

検索結果に多くの候補が表示されても、月に申し込める人数が少なければ、実際に接点を作れる速度は限られます。申込みだけでなく、担当者推薦、相手から受ける申込み、イベントなど、出会い方ごとの上限を確認してください。

休会中・交際中の会員を含む

登録会員数に休会中や交際中の人を含む場合、その全員が新しい申込みを受けるとは限りません。公開値に活動状態の内訳がなければ、有効会員の定義と検索結果への表示条件を質問します。

同じ会員が複数の数字に含まれる

同じ連盟を使う複数の相談所を比較しても、お相手候補の多くが共通することがあります。相談所ごとに差が出やすいのは、独自会員、利用できる検索機能、申込上限、紹介方法、担当者の支援、料金です。

会員数が少ない相談所を選ぶのが合理的な場合

会員数が少ないことだけで候補から外す必要はありません。自分の地域や希望条件に合う人が十分にいて、必要な頻度で申し込めるなら、全国の総数が最大でなくても活動できます。

特定地域に詳しい相談所、再婚や特定の生活背景に対応した相談所、少人数で担当者が継続して支援する相談所などは、総数以外の価値を持つことがあります。反対に、サポートをあまり使わず自分で検索と日程管理ができる人には、同じ会員基盤を使える低価格なオンライン型が合理的な場合もあります。

「高い相談所ほど良い」「会員数が最大の相談所ほど結婚しやすい」とは限りません。自分に必要な仕組みに費用を払う考え方が大切です。

無料相談で確認したい会員数の質問リスト

公式サイトだけで分からない部分は、入会前に同じ質問を各社へ聞くと比較しやすくなります。

  • 表示されている会員数は、いつ時点の数字ですか
  • 登録会員、有効会員、紹介可能人数のどれですか
  • 自社会員と連盟会員の内訳はどうなっていますか
  • 複数ネットワーク間の重複は除かれていますか
  • 休会中、交際中、プロフィール準備中の会員を含みますか
  • 私が検討しているプランでは、どの会員を検索できますか
  • 希望地域・年代などの条件に合う活動中会員は何人程度ですか
  • 毎月何人まで申し込めますか。繰り越しはできますか
  • 担当者からの紹介と、自分で行う検索はそれぞれ何人ですか
  • 入会後に会員基盤を追加する場合、追加料金はいくらですか

希望条件に合う人数を示されたときは、その人数が「検索結果に表示される人」なのか、「相手側の希望も考慮した紹介候補」なのかも確認します。数字だけで成立数や成婚を保証するものではありません。

比較時のチェックポイント
  • 基準日が1年以上離れた数字を同列に並べていないか
  • 自社会員と連盟会員を誤認させる表現になっていないか
  • 複数連盟の重複除外方法が説明されているか
  • 自分の契約プランで使える範囲が明確か
  • 地域別・年代別の候補数を確認できるか
  • 申込上限と追加料金を含めて比較したか

会員数以外に比較したい項目

候補が一定数いると確認できたら、次は活動を続けられるかを比較します。

  • 出会い方:自分で検索、担当者紹介、価値観マッチング、イベントなど
  • 申込可能数:月間上限、相手からの申込みの扱い、追加申込み料金
  • 担当者の支援:面談頻度、相談方法、返信の目安、交際中の確認範囲
  • 費用:初期費用、月会費、お見合い料、成婚料、オプションを含む総額
  • 活動ルール:休会、退会、交際期間、成婚の定義
  • 使いやすさ:検索画面、写真公開範囲、オンライン対応、日程調整の方法

相談所選び全体の進め方は、結婚相談所選びガイドで確認できます。料金やサポートの違いを含めて候補を探す場合は、婚活サービス一覧も参考にしてください。

よくある質問

会員数が一番多い結婚相談所を選べばよいですか?

一番多いという表示だけでは決められません。自社会員、連盟会員、紹介可能人数のどれか、重複や休会者を含むか、基準日はいつかを確認してください。そのうえで、自分の条件に合う活動中会員と申込可能数を比較します。

自社会員数と紹介可能人数はどちらが重要ですか?

お相手探しでは、自分が実際に検索・紹介を受けられる人数が参考になります。一方、自社会員数は、その相談所が直接支援している会員の規模を見る材料です。目的が異なるため、両方の内訳を確認しましょう。

連盟に加盟していれば全会員を検索できますか?

必ずしも全員を同じ条件で検索できるとは限りません。活動状態、公開範囲、契約プラン、紹介方法によって対象が変わる可能性があります。利用できるデータベースと月間申込数を相談所へ確認してください。

複数連盟に加盟する相談所は会員数も足し算できますか?

単純には足せません。同じ会員が複数のネットワークに含まれる可能性があるためです。重複を除いた人数が公表されているか、自分のプランですべて利用できるかを確認します。

有効会員数なら全員が活動中ですか?

「有効会員」の定義は公開元によって異なります。申込み可能な状態だけを指すのか、交際中の人を含むのかなど、公式の注記を確認してください。

地方では全国会員数をどう見ればよいですか?

全国総数より、居住地と隣接地域で活動する人数が重要です。希望年齢などを加えた概数、オンラインお見合いへの対応、結婚後の居住地を含めて確認しましょう。

会員数から成婚しやすさは分かりますか?

会員数だけで成婚の確率は分かりません。候補数は一つの入口ですが、相互の希望、申込み方、プロフィール、面会後の関係、サポートの使い方なども影響します。根拠のない成婚確率へ置き換えないようにしてください。

まとめ|総会員数より、実際に活動できる範囲を比べる

結婚相談所の会員数を比較するときは、登録会員数、有効会員数、自社会員数、連盟会員数、紹介可能人数を分けて見ます。基準日と重複除外の有無が違う数字を、そのままランキングにすることはできません。

最終的に知りたいのは、全国に何人いるかだけではなく、自分のプランで、自分の条件に合う活動中の候補へ、毎月どの程度申し込めるかです。無料相談では同じ質問を各社へ行い、人数、費用、申込上限、サポートを合わせて比較してください。

この記事で参照した公式情報

数値・注記は2026年9月4日に確認しました。掲載後に公式情報が更新される可能性があります。

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