結婚相談所の申受けとは?平均件数の見方と少ないときの改善方法

結婚相談所で使われる「申受け」とは、相手から届くお見合いの申込みです。活動を始めたものの申受けが少ない、入会直後より減った、何件あれば順調なのか分からないと、不安になる人もいるでしょう。

申受け数は、年齢や居住地だけで決まるものではありません。所属する会員ネットワーク、検索対象になる条件、プロフィールの公開時期、写真や自己紹介、相手側の活動状況などが重なって変動します。

この記事では、申受けの意味、公開されているデータを読む際の注意点、件数が少ないときの確認順、届いた申込みを受ける判断基準まで解説します。

目次

結婚相談所の「申受け」とは相手から届くお見合い申込み

申受けは、自分のプロフィールを見た相手から、お見合いを希望する連絡が届くことです。「申し受け」「お見合い申受け」と表記されることもあります。

用語誰が動くか意味
申込み自分自分から相手へお見合いを希望する
申受け相手相手から自分へお見合い希望が届く
紹介相談所・システム条件などを基に候補者が提示される
お見合い成立双方申込みを受けた側が承諾し、双方の希望がそろう

紹介された人数や申受け数が、そのままお見合い件数になるわけではありません。プロフィールを確認し、会ってみたいと思う相手を承諾して、初めてお見合い成立へ進みます。

申受けは平均何件?最新データを見るときの注意点

結婚相談所全体について、すべての会員に共通する申受け数の平均は確認できません。連盟、地域、プロフィールの公開期間、活動中か休止中かによって数字の前提が変わるからです。

参考になる最新データとして、IBJ結婚みらい研究所は、2025年に成婚退会した女性の1か月あたりの申受数を公表しています。

年代1か月あたりの申受数
20代48.5件
30代35.7件
40代24.8件
50代13.8件

この集計は、IBJネットワークで2025年に成婚退会した女性を対象に、在籍期間の違いを調整して月あたりの中央値を示したものです。現在活動している全会員の平均でも、男性を含む数値でもありません。

自分の件数と単純比較して「平均以下だから結婚できない」「平均以上だから順調」と判断することはできません。申受けの中に会いたい相手がいるか、その後のお見合いや交際につながっているかまで確認する必要があります。

IBJ結婚みらい研究所「2025年成婚者の申込数・申受数」

申受け数だけでは活動が順調か判断できない

申受けが多くても、希望する結婚生活と大きく異なる相手ばかりなら、実際のお見合いにはつながりません。反対に、申受けが数件でも、その中から相性のよい相手と会えれば活動は進みます。

申受けを評価するときは、次の三段階を分けて見ましょう。

  • 申受け数:相手から何件届いたか
  • 承諾数:そのうち何件を受けたか
  • 交際成立数:お見合い後に何件が仮交際へ進んだか

申受け数は多いのにほとんど承諾できない場合は、プロフィール上の希望や公開条件と、実際に会いたい相手の条件がずれている可能性があります。承諾して会えているのに交際へ進まない場合は、申受け数を増やすより、お見合い相手の選び方や当日の会話を振り返る段階です。

入会直後に申受けが増え、その後減ることがある理由

新しくプロフィールが公開された直後は、既存会員の検索で見つけてもらいやすくなり、申受けが集まることがあります。一般に「入会バブル」と呼ばれる現象です。

ツヴァイの公式解説でも、相談所によっては新規プロフィールが目立つ場所に表示され、入会直後に申込みが増える場合があると説明されています。

ツヴァイ「結婚相談所では1ヶ月目が重要」

最初の数日や数週間より件数が落ち着いても、プロフィールの評価が急に下がったとは限りません。新規掲載による注目が通常の状態へ戻った可能性があります。

「入会直後なら必ず大量に届く」という仕組みでもありません。対象会員の母数や公開範囲によっては、最初から大きな変化がない人もいます。入会バブルがなかったことを、活動全体の失敗と結びつける必要はありません。

申受けが少ない・ゼロのときに確認する順番

1.プロフィールが正しく公開されているか

活動開始日、写真、自己紹介、希望条件、検索対象となる地域などが正しく登録されているか確認します。公開範囲やシステム上の設定は自分で判断せず、担当者に画面を見てもらうと確実です。

2.希望条件で対象者が狭くなりすぎていないか

年齢、居住地、婚姻歴、子どもの希望などを細かく指定すると、検索対象になる相手が少なくなることがあります。条件は、結婚生活に欠かせないものと、会ってから確かめられるものに分けましょう。

3.メイン写真で本人の雰囲気が伝わるか

検索結果では、最初に写真と基本情報を見てプロフィールを開くか判断されることがあります。顔が分かりにくい、現在の印象と大きく違う、加工が強い場合は見直す余地があります。

高額な撮影プランが必須という意味ではありません。清潔感、明るさ、本人らしさが伝わり、実際に会ったときの印象と大きく離れない写真が基本です。

4.自己紹介が抽象的になっていないか

「優しい性格です」「趣味は旅行です」だけでは、結婚後の生活を想像しにくいことがあります。休日の過ごし方、仕事との両立、家事への考え方、相手とどのような時間を過ごしたいかを具体的にします。

5.公開情報の間に矛盾がないか

自己紹介では共働きを希望しているのに、希望条件では相手の働き方を狭く限定しているなど、情報にずれがあると判断しにくくなります。本人プロフィールと担当者コメントを並べて確認してください。

6.自分からの申込みも止まっていないか

申受けが少ない時期でも、自分から会いたい相手へ申し込むことはできます。申受けを待つだけでなく、自分からの申込み、相談所からの紹介、プロフィール改善を並行して進めると、出会い方を一つに依存せずに済みます。

プロフィール変更は申受け数だけで評価しない

プロフィールを修正したら、変更前後で次の数字を記録します。

  • プロフィールを変更した日
  • 変更後に届いた申受け数
  • 会いたいと思えた申受け数
  • 承諾して成立したお見合い数
  • お見合いから仮交際へ進んだ数

写真変更後に申受けだけが増えても、希望から大きく外れる相手ばかりなら改善とは言い切れません。会いたい相手とのお見合いが増えたかを見ます。

IBJは、会員の検索・閲覧状況、申込み、相手からの申受けなどを分析する機能について公表しています。利用できるデータは相談所やシステムで異なりますが、担当者へ「どの層から見られ、どの層から申し込まれているか確認できますか」と聞く価値はあります。

IBJ「お見合いアナリティクス」

届いた申受けを受けるか迷ったときの判断基準

申受けが届いたからといって、すべて受ける必要はありません。一方、プロフィールだけで分からない項目まで最初から厳しく選ぶと、会って確認できる機会を減らします。

プロフィールで確認する会って確認しやすい
居住地や転居の可否会話のテンポ
婚姻歴や子どもに関する希望写真と実際の雰囲気
結婚後の働き方に関する明確な希望趣味の違いを尊重できるか
同居など生活を大きく左右する条件一緒にいて落ち着けるか

プロフィール上で結婚生活に関わる明確な不一致があるなら、無理に会う必要はありません。少し気になる程度で、短時間のお見合いを組める余裕があるなら、会ってから判断する選択もあります。

「迷う理由」を言葉にする

迷ったときは、「会いたくない」のか、「決め手がなくて保留している」のかを分けます。会いたくない具体的な理由があり、その理由が結婚生活に直結するなら断る判断で構いません。情報不足だけが理由なら、担当者へ確認したり、お見合いで確かめたりできます。

申受けが多すぎるときは三段階で絞る

申受けが多いと、一人ずつ詳しく読んでいるうちに判断が遅れます。次の順で絞ると、表面的な条件だけに偏りにくくなります。

  1. 結婚生活に関わる明確な不一致がある相手を分ける
  2. 生活圏、働き方、家族観などを確認する
  3. 会わないと分からない相手を、実施可能な件数まで残す

一度に多く承諾すると、日程調整や仮交際が重なります。月に何件なら丁寧に会えるかを先に決めてください。候補が多いことより、各相手を落ち着いて判断できることの方が重要です。

申受けが希望と合わないときに見直すポイント

届く件数はあるものの、会いたい相手がほとんどいない場合は、件数を増やす対策より「誰にどう見えているか」の確認が必要です。

  • 自己紹介が実際の生活や価値観を伝えているか
  • 相手に求める条件と自分が提供できる生活が釣り合っているか
  • 担当者コメントが本人の希望と一致しているか
  • 希望地域や将来の居住地が曖昧になっていないか
  • 子ども、仕事、家族との同居など重要項目が誤解されていないか

特定の属性からの申受けを増やせる保証はありません。相手を操作するような表現を作るより、自分の希望と生活像を正確に伝える方が、会った後の認識差を減らせます。

申受けが少なくても相談所が合わないとは限らない

相談所の評価は、申受け数だけでは決められません。自分からの申込みで会えている、紹介が機能している、交際中の支援が役立っているなら、申受けが少なくても活動は進められます。

次の状態が続く場合は、担当者との見直しや他社比較を考える理由になります。

  • プロフィールや公開設定を確認してもらえない
  • 申受けが少ない理由について、属性だけで決めつけられる
  • 希望条件で検索対象になる人数を説明してもらえない
  • 申込み・申受け・お見合い結果を振り返る機会がない
  • 改善提案が有料オプションの案内だけに偏っている

サポートを多く必要としない人には、料金を抑えた相談所を自分で運用する方法も合理的です。担当者と一緒に分析したい場合は、面談やプロフィール修正が料金に含まれるかを確認しましょう。

無料相談で確認したいこと

  • 自分のプロフィールはどの会員へ公開されるか
  • 希望条件に合う相手は何人程度いるか
  • 申受けの傾向を分析できる機能があるか
  • 写真や自己紹介は何回まで修正できるか
  • 申受けが少ない場合、どの段階で見直しを行うか
  • 申込みへの回答期限と自動不成立のルール
  • 申受けとは別に、紹介や推薦が月何人あるか

相談所全体の比較項目は、結婚相談所を選ぶ前に確認したいポイントで解説しています。相談所とほかの婚活方法を比べたい場合は、婚活サービスの違いも確認してください。

結婚相談所の申受けに関するよくある質問

申受けが月0件でも成婚できますか?

申受けがないことだけで成婚できないとは判断できません。自分からの申込みや相談所からの紹介で出会う方法もあります。ただし、公開設定やプロフィールに問題がないかは一度確認してください。

入会直後に申受けが来ないのはおかしいですか?

入会直後の申受け数には個人差があります。新規掲載で増える人もいますが、全員に大量の申込みが届く仕組みではありません。検索対象になる会員数や公開状態を担当者に確認しましょう。

申受けが急に減ったのはなぜですか?

新規プロフィールとしての露出が落ち着いた、活動中の相手が変化した、検索条件との重なりが少なくなったなど複数の可能性があります。件数だけから理由を特定することはできません。

希望条件から少し外れる相手とも会うべきですか?

結婚生活に直接関わる条件が合わないなら、無理に会う必要はありません。写真の印象や趣味の違いなど、会わないと分からない部分で迷っている場合は、お見合いで確かめる余地があります。

申受けを断ると相手に理由が伝わりますか?

理由の扱いは連盟や相談所の運用によって異なります。一般的な仕組みを自分の所属先にも当てはめず、担当者へ確認してください。

申受けへの返事は何日以内ですか?

回答期限は利用する連盟や相談所のルールで異なります。申込み側の日付を基準に期限が進む場合もあるため、画面に表示された期限を確認し、迷う場合は早めに担当者へ相談しましょう。

申受け数は相手に見えますか?

通常のプロフィール画面で何が表示されるかは、システムによって異なります。自分のお見合い件数や申受け数がどこまで相手へ表示されるか、所属相談所に確認してください。

まとめ|申受け数より、会いたい相手との成立を見る

申受けは、相手から届くお見合い申込みです。件数には属性、地域、公開時期、会員ネットワーク、プロフィールなど複数の要因が関わるため、一つの平均値だけで活動を評価することはできません。

少ないときは、公開設定、検索対象の広さ、写真、自己紹介、担当者コメントの順に確認します。多いときは、結婚生活に関わる条件から絞り、実際に丁寧に会える件数まで承諾します。

最終的に見るべきなのは申受けの総数ではなく、会いたいと思える相手とのお見合いと、その後の交際につながっているかです。数字を比較する場合も、対象者、集計期間、平均か中央値かを確認して使いましょう。

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